ドラムブログ

ドラムのレコーディングについて・レコーディングスタジオでの進め方(準備編)

2026.05.30

ドラムブログ

レコーディング

今回と次回のブログでは「ドラムのレコーディングについて、どういう風に進めるのか?どんな所に気をつけると良いか?」について解説していきます。

自分の演奏やライブ出演の際に活かせる事も書いてありますので、参考にしてみてください。

ドラムレコーディングの基本的な流れ

ドラムレコーディングは、基本的に以下の流れで進行していきます。

1.ドラム機材搬入
2.セッティング
3.チューニング
4.マイクセッティング
5.音決め
6.レコーディング(演奏録音)
7.録り音のチェック
8.レコーディング終了〜ドラム機材搬出

進め方や注意点を説明していきます。

1.ドラム機材搬入

まずは機材(ドラムセット)の有無です。

自分の機材を持ち込むのか?
持っていないので借りるのか?

自分の機材を持ち込まないは場合、レコーディングスタジオに貸出しているドラムセットがあるか確認しましょう。

スタジオにセットがある場合は大体1日単位で貸出の料金の表記があります。

スタジオにもない場合は、知人に借りたり、ドラム機材のレンタル業者を探してみましょう。

自分のドラムセットや機材を持ち込む場合、大体の場合は車が必要になります。

■駐車場の有無を確認

そのレコーディングスタジオに駐車場はあるか?はドラマーに取っては重要です。

ある場合は駐車場内のどこに停めてよいかをスタジオのスタッフの方に確認してからにしましょう。

無い場合は近所のコインパーキングの有無も事前に確認しておいてください。

またスタジオ内のどこに機材を搬入するか?もスタッフの方に確認しましょう。

何度か車とスタジオを往復する事になりますので、動線やエレベーターの場所なども気にしながら搬入がスムーズに行えるようにします。

機材の量によっては台車があると便利な場合もありますので、自分で用意しておくかスタジオで貸し出しがある場合はお借りしましょう。

2.ドラムセッティング

ドラムセッティング

搬入の際にレコーディングエンジニアさんにご挨拶をしてドラムを「どの位置、どの向き」に置くかを確認しておきましょう。

スタジオ内の音の響き方、マイクの置き方、エンジニアさんの録音のしやすさなどがに関係してきますので、必ず確認してからセッティングに入ります。

セッティングに関しては、「奥から、下から」を基本に考えるとスムーズです。

「奥から」は部屋の奥に置くもの(例えばドラムスローン)から、「下から」はドラムのマットから始まり最後はシンバル類をセッティングしていきます。

狭い場所でのレコーディングになる事もありますので、効率良くうまくパズルを組む感覚でセッティング出来ると良いでしょう。

3.ドラムチューニング

チューニングは基本的にはある程度済ませた状態でレコーディングスタジオに持ち込みます。

実際のレコーディングスタジオはTime is Moneyで時間がかかればそれだけレンタル費用がかさみます。

まずは良い音で鳴るようにチューニングしておいて、スタジオで微調整出来るようにしておきましょう。

またチューニングですが、録る曲のドラムをどんな音にしたいかイメージして、なるべくその音に近づけるようにチューニングしていきます。

・ドラムセットの音を曲のキーに合わせてチューニングするか?
・スネア・タムの音の高さは?
・残響は伸ばすか短くするか?
・バスドラムの音はアタック感を強めにするか?それとも胴鳴りを重視するか?

など気にしなければいけない事はたくさんあります。

4.マイクセッティング

マイクセッティング

基本的にはレコーディングのエンジニアさんがドラムセットにマイクをセッティングしてくれます。

ただマイクのセッティングが始まる前には必ず自分のドラムのセッティングは終わらせておきましょう。

マイクセッティングの後に自分のセッティングを直してしまうとマイクセッティングがやり直しになってしまい、エンジニアさんの手間が増えてしまいます。

セッティングの直しが必要な場合は必ずエンジニアさんに一声かけましょう。

また、マイクをセッティングしてもらう前に、今回録音する曲のジャンルや、自分のプレイスタイルを簡単に伝えておくと、それに合ったマイクを選んで貰えたり、セッティングを組んで貰えます。

雑談しながらエンジニアさんとのコミュニケーションも取っておきましょう。

■ドラムのマイク本数について

大体のマイクの本数は

・バスドラム2本(打面側と反対側)
・スネアに2本(打面側と裏側)
・タム類に確1本ずつ
・クラッシュシンバルやライドシンバル用に高い位置に左右に2本
・少しドラムセットから離れた位置に2本(スタジオが広い場合)

となります。

マイクやケーブルの数がかなりの量になりますので、ケーブルを踏んだり、マイクスタンドに足を引っ掛けてセッティングが変わってしまわないように注意しましょう。

何か変わってしまった時にはエンジニアさんにすぐに報告しましょう。

ドラムレコーディングは準備も十分にしておきましょう

ここまで、スタジオでのドラムレコーディングの流れの準備について解説してきました。

レコーディングと聞いてピンと来ない方もいるかもしれませんが、いつかこういった場面が来るかもしれないと想定しておくのは良いことだと思います。

次回のブログでは実際にドラムの音を録音する際の流れについて書いています。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

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