ドラムは「叩く」という動きから「腕の筋肉が必要」に見えるかもしれません。
そのため、ドラム練習の一つとして筋トレを考える人もいるでしょう。
しかし、必要以上に筋トレをする必要はありません。
そこで今回は、ドラマーと筋トレの関係性について解説します。
「筋肉がないからドラムに向いていない」
「速い曲を叩くために筋トレをしている」
といった人は、ぜひお読みください。
ドラマーに筋肉は必要なの?
結論から言うと、筋肉は必要です。
ただし、ムキムキになる必要はありません。
ドラムの「スティックを振る、ペダルを踏む、姿勢を保つ」などの動きはすべて筋肉を使っています。
ただ、必要以上に筋肉をつける必要はありません。
歩くときに筋肉を使うのと同じで、ドラムも「やってる時点で使っているもの」だからです。
ドラムをやっていくうちに「なんか疲れるな」「安定しないな」と感じたときに筋肉の存在を意識すればOKです。
■ドラムのよくある誤解「力を抜く=筋肉がいらない」ではない
ドラムではよく「力を抜いて叩こう」と言われます。
そのまま受け取って「筋肉はいらないんだ」と思う人もいますが、ちょっと違います。
力を抜くというのは、無駄な力を入れないという意味です。
必要な筋肉はちゃんと使いながら、余計な力だけ抜くイメージになります。
例えば、スティックをコントロールするには指の筋肉が必要ですし、姿勢を保つには体幹も使っています。
筋肉がない状態で脱力しようとすると、ただ崩れるだけです。
「支えはあるけど力みはない」状態が理想です。
筋トレをするとドラミングは変わる?
筋トレをしたからといって、いきなり速く叩けるようになるわけではありません。
テクニックは叩いて身につけるものです。
ただ、体の安定感は確実に変わります。
体幹がしっかりすると、叩いているときに体がブレにくくなって、手足に意識を向けやすくなります。
結果として、音の安定感が上がったり、バスドラムが踏みやすくなったりします。
「無理やり力で叩く」感じから、「自然に鳴る」感覚に近づくイメージです。
ドラムと筋トレの関係性

筋トレをやるなら、とにかく量をこなすよりも「方向性」が大事です。
ドラムに関係ない鍛え方をしても、あまり意味がありません。
ここでは、ドラムに必要な筋肉の考え方について解説します。
■体幹とバランスを意識する
「体を支える力」は意識しておきましょう。
ドラムは両手両足をバラバラに動かします。
その中で体の中心がブレていると、安定したリズムを出しにくくなります。
体幹がしっかりしていると、自然と姿勢が安定して、余計な力も抜きやすいです。
結果として、手足の動きに集中しやすくなります。
■ケガ予防として考える
ドラマーは腱鞘炎や腰痛がつきものです。
同じ動きを繰り返すので、負担が偏りやすいのです。
そのため、筋トレというよりは、「無理なく動かせる体を作る」意識のほうが大切。
体のバランスが整っていると、無駄な負担が減ってケガもしにくくなります。
自宅でできるドラマー向け筋トレ
「ドラム叩けないけど何かしたい」というときに使えるトレーニングを紹介します。
筋トレと言っても、腕立て伏せや腹筋のようなものではありません。
いずれもシンプルでどこでもできるトレーニングです。
■指のトレーニング
まずはスティックコントロールにかかわる指のトレーニングです。
やり方は簡単です。
・手のグーパーを繰り返す。
・小指から順番に握っていく動きを繰り返す。
どちらも回数をこなすと、指のコントロールがかなり変わってきます。
■足のトレーニング
足はペダルのコントロールに関わります。
やり方は、かかとを地面につけたまま、つま先を上げたり下げたりする動きを繰り返すだけです。
これだけでもスネの筋肉に効いてきます。
バスドラムやハイハットの安定感が変わるはずです。
筋トレはプラスαでOK!大事なのは基本

ドラムに筋トレは必須ではありません。
ドラムは叩くこと自体が一番のトレーニングです。
ただ、筋トレを取り入れると体の安定感が上がって、結果的に叩きやすくなるのは間違いありません。
しかし、大事なのはやはり「基本」です。
基本の姿勢や叩き方ができていないと、無理に力を入れてしまったり筋肉だけで叩こうとしてしまったりして負担のかかる動きになってしまいます。
もしドラムを叩いていて「筋肉痛になる」「体が痛くなる」という悩みがあるなら、力み過ぎているのかもしれません。
アッシュドラムスタジオでは、そのようなドラム経験者の基本から立て直します。
変な癖がついていたり、どうしても叩けないフレーズが合ったりする場合は、基本から見直すことも大切です。
まずは「これがどうしても叩けない」などの相談からでも良いので、ぜひお気軽にお越しください。
講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
- カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
- アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。










