前回、ドラムセッティングの基本として「イス・ペダル・スネア」の調整方法を解説しました。
今回は、その続編として「ハイハット・タムタム・フロアタム」のセッティング方法について解説します。
ハイハットのセッティング
まず、ハイハットの仕組みから説明します。
ハイハットは、上下に2枚のシンバルが組み合わさる形になっています。
初心者の場合はあまりいじることはないと思うので、基本的には2枚のシンバルを外さずにそのままにしておきましょう。
高さの調整については、以下画像、赤丸部分のネジをゆるめます。
このとき、シャフトの部分をしっかり持っておかないと、ガクン!と勢いよくシャフトが下がってしまうので注意してください。
この点に注意しながら高さを調節すれば、完了です。
タムタムのセッティング
タムタムの高さと角度の調節方法について解説します。
まず、高さについては、タムタムの下、バスドラムからシャフトで繋がっている部分のネジを緩めて調節します。
次に、タムの角度ですが、画像の部分のネジを緩めて調整します。
メーカーによってはチューニングキーが必要なケースもあります。
ネジを緩めて角度が決まったらネジを締めてあげれば完了です。
また、画像位置のネジを緩めると、タムの角度を横方向に変えられます。
ただし、ここのネジはシャフトとつなぐための役割も果たしています。
あまりにも緩めすぎるとシャフトからタムが抜けてしまうので注意してください。
フロアタムのセッティング
フロアタムの高さの調節方法について解説します。
フロアタムは、3本のシャフトがついており、それぞれのシャフトで高さを調節できます。
画像位置にネジがついているので、ネジを緩めて調節していきましょう。
高さが決まったらネジを締めます。
このとき、すべてのシャフトの高さを均一にする必要はありません。
たとえば、少し角度をつけたいときには、1本を高い位置にして、対角線にある反対のシャフトを低くすれば角度がつきます。
このような流れで、フロアタムを叩きやすい角度や高さに調節してください。
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講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
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