ドラムをやり始めて、まず最初につまづくのが「ドラムのセッティング」ではないでしょうか。
何も調節しないまま、スタジオのドラムを叩いてみると……
「あれ?何か叩きにくい」
「いつもどおりに叩けない」
なんてことになります。
そこで今回は、ドラムセッティングの基本として「イス・ペダル・スネア」の3つの調節方法を解説します。
ぜひ個人練習でスタジオに入る際に、参考にしてください。
ドラムのイス(スローン)のセッティング
ドラムのイスは、自分の体に合った高さにしましょう。
と言っても、多くの人が「自分の体に合った高さってどの位?」となりますよね。
目安としては、椅子の横にまっすぐ立ったときの、膝のお皿あたりの高さです。
人によって、それでも叩きにくさを感じる場合があるので、その高さを軸に微調整してください。
調節方法は、座る部分の下のネジで調整します。
ネジは3か所ついているのですが、まずは一番上のネジをしっかりと締めてください。
高さを調節するときには、下2つのネジを緩めてあげましょう。
ただし、メーカーによってはネジがなくてリング状の部品がついているものがありますが、いずれも緩めてあげれば調節できるようになります。
ネジを緩めたら、座面をくるくる回します。
時計回りに座面をまわせば椅子が下がり、反時計回りにまわせば椅子の高さが上がります。
自分の座りやすい位置に調整できたら、緩めていたネジを締めてあげて完成です。
ペダルのセッティング
バスドラムのセッティングは、バスドラムとキックペダルを噛ませる(固定する)ところから始まります。
まず、バスドラムを少しだけ前に傾けて、前面(自分側)が浮くようにします。
その状態をキープしながらキックペダルのパーツをグっと、以下画像の部分をはめ込んでください。
はめこんだら、キックペダルのネジを締めて固定します。
これでペダルのセッティングは完了です。
スネアのセッティング
スネアについては、高さと角度の調整について説明します。
スネアには、高さと角度を調整するための2つのネジがあります。
まず、高さを調整するネジから説明していきます。
ここで一つ注意点があるのですが、高さ調節のネジをゆるめると、スネアを支えている棒がドンっと下がります。
たまにこれで指を挟んでしまうなどのケースがあるので、気を付けて調整をおこなってください。
角度については、T字型のハンドルのようなネジをまわします。
ここも一気にゆるめるとグニャグニャっとなってスネアが落っこちてしまうので、支えながら進めましょう。
高さや角度については、自分の叩きやすい位置を見つけるしかないので、色々試してみてください。
アッシュドラムスタジオではドラムセッティングから教えます
今回、ドラムのセッティング方法について解説しましたが「文字だけではわかりづらい」という方は、以下の動画も参考にしてください。
そのほかにも、アッシュドラムチャンネルでは初心者に役立つドラムの知識を発信していますので、ぜひチャンネル登録もお願いします。
動画を見ていただき「もっとうまくなりたい!」と思ったら、ぜひアッシュドラムスタジオの無料レッスンにお越しください。
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
- カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
- アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。