まずは、以下の3曲を聴いてみてください。

聴いてみて、 「ハイハットの音が、他の曲よりたくさん聞こえるな」 と思った方もいるのではないでしょうか?

これらの曲には、ドラムの演奏に共通するポイントがあります。

・ハイハットを16分音符で演奏している

・右手と左手を交互に使う「オルタネートスティッキング」を使っている

このパターンは、これらの曲だけでなく、ファンク、ポップス、ロックなど、さまざまなジャンルで使われています。

一度マスターしてしまえば、いろいろなリズムパターンやフィルインにも応用できる、とても便利なテクニックです。

今回は、この「ハイハットを16分音符でオルタネートスティッキングするパターン」を、どのように練習すればいいのかを紹介していきます。

「オルタネートスティッキング」とは?

オルタネートスティッキングとは、簡単に言うと、 右手と左手を交互に使って叩くことです。

例えば、 R → L → R → L というように、右手(R)と左手(L)を交互に動かします。

詳しくはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

>【16分音符をスネアでキレイに叩くコツ!オルタネートスティッキングの基本】

まずはハイハットだけ叩いてみよう

それでは実際に練習してみましょう。

今回のパターンでは、ハイハットを16分音符で演奏します。

まずはバスドラムやスネアを入れずに、ハイハットだけを右手と左手で交互に叩いてみましょう。

ポイントは、 「右・左・右・左」 という4回の動きを、1セットとして考えることです。

16分音符は4つで1拍になるため、 R → L → R → L という動きをひとまとまりとして感じられるようになると、パターンがかなり理解しやすくなります。

バスドラムを加えてみよう

ハイハットの動きができたら、次はバスドラムを加えてみましょう。

最初の「右」を叩くタイミングで、バスドラムも一緒に鳴らします。

つまり、 R+バスドラム → L → R → L という形です。

ここでも、 「右・左・右・左」の4回で1セット という感覚を大切にしてください。

この「4つでひとまとまり」という感覚を身につけると、テンポが速くなったときにもリズムを見失いません。

スネアを加えてみよう

バスドラムを入れた状態で安定して叩けるようになったら、今度はスネアを加えます。

スネアを叩くタイミングは、バスドラムと同時です。

ここまでできると、今回の基本パターンがかなり見えてきます。

焦らず、

ハイハットだけ ↓ ハイハット+バスドラム ↓ ハイハット+バスドラム+スネア

という順番で練習してみましょう。

2つのパターンを交互に演奏してみよう

先ほど練習した2つのパターンを交互に演奏してみます。

最初はゆっくりしたテンポで構いません。

大切なのは「速く叩くこと」ではなく、

・右手と左手が正確に交互に動いているか

・16分音符の間隔が均等になっているか

を確認することです。

ここまでできれば、基本的なパターンは完成です!

テンポを速くして叩いてみよう

最初に紹介した3曲を聴いてみると、曲によってテンポが違うことが分かります。

特に「ルパン三世のテーマ’78」は、今回のパターンをかなり速いテンポで演奏しています。

実際にテンポを上げて練習してみると、次のような問題が起こりやすくなります。

・叩く音数が合わなくなる

・右手と左手のタイミングが均等にならない

・左手だけ音が小さくなる

・16分音符が均等に聞こえなくなる

・テンポが上がると手の動きがバラバラになる

こうした問題を解決するために、いくつかの練習方法を試してみましょう。

練習方法については、冒頭でもお伝えした前回の記事にて紹介していますので、そちらをぜひ読んでみてください。

>【16分音符をスネアでキレイに叩くコツ!オルタネートスティッキングの基本】

「右手だけ左手だけ」に分けて練習|右手の練習

譜面の赤丸がついているところが、右手で叩く場所です。

まずは、この右手の部分だけを抜き出して、バスドラムと一緒に演奏してみましょう。

右手は、

ハイハット → スネア → ハイハット

というように移動していきます。

ここで意識したいのが、右手の「高低差」です。

ハイハットとスネアでは叩く場所が変わるため、右手には上下の動きが生まれます。

最初はこの動きに戸惑うかもしれません。

しかし、この動きをスムーズにできるようになると、テンポを上げても右手がスムーズに動くようになります。

まずはゆっくりしたテンポで、無駄な力を入れずに手が移動できるか確認してみましょう。

「右手だけ左手だけ」に分けて練習|左手の練習

今度は青丸の部分が左手です。

この部分だけを抜き出し、バスドラムと一緒に演奏してみましょう。

左手は16分音符の中の裏側を担当することになります。

この裏拍を利き手ではない左手で安定して叩くのは、意外と難しいものです。

特にテンポが速くなるほど、左右のタイミングや音量の差が目立つようになります。

だからこそ、左手だけを取り出して練習することに意味があります。

左手の動きが安定してくると、

・16分音符が均等になる

・左右の音量差が少なくなる

・ハイハットがきれいに聞こえる

・リズムが安定する

といった変化が出てきます。

結果として、バンド全体で演奏したときにも、他のメンバーがリズムを感じやすい、安定したドラムにつながっていきます。

基本から応用へ

今回は、ハイハットを16分音符で演奏し、オルタネートスティッキングを使ったリズムパターンの練習方法を紹介しました。

パターンをマスターすると、叩けるリズムパターンの種類が一気に増えていきます。

さらに、16分音符を使ったフィルインのスティッキングにも応用できます。

最初はなかなか速く叩けなくても大丈夫です。 「速く叩く」よりも「均等に叩く」ことを意識する。 これが上達への近道です。

ぜひ、少しずつテンポを上げてチャレンジしてみてください!

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
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スネアドラムで16分音符を連続して叩く練習は、ドラムの基本練習のひとつです。

しかし、実際にやってみると……

・右手と左手がバラバラになってしまう

・速くすると音が揃わなくなる

・左手だけ音が小さくなる

・力が入りすぎてすぐ疲れる

ということがよくあります。

そこで今回は、初心者・初級者の方に向けて、スネアで16分音符をオルタネートスティッキングで叩くコツを紹介します。

そもそも「オルタネートスティッキング」とは?

オルタネートスティッキングとは、簡単に言うと、 右手と左手を交互に使って叩くこと です。

例えば、 R L R L R L R L…… というように、 右・左・右・左…… と交互に叩きます。


16分音符の場合は、 4つの音×4回分 R L R L x 4回分と割り当てます。

まずは、この「右・左・右・左」という動きを自然にできるようにすることが大切です。

また最初の「右」の時に同時にバスドラムを鳴らして、4回おきに区切るようにしてあげると テンポが速くなっても、叩いてる回数をちゃんと数えられるようになります。

速く叩くことより「均等に叩く」ことが大切

16分音符の練習で、一番気をつけたいのが、 「速く叩こうとしすぎない」 ことです。


例えば、「タタタタ」 と4回叩くとき、4つの音の間隔が、タ・タ・タ・タ と均等になるようにしてください。

テンポを上げると、 「タタッタタ」 のように、音と音の間隔がバラバラになってしまうことがあります。

これでは、速く叩けていても16分音符としてはキレイに聞こえません。

まずはゆっくりしたテンポで、 「4つの音を均等に並べる」 ことを意識しましょう。

間隔だけではなく音の大きさにも注意

右手は大きいけれど、左手は小さい(※利き手が逆の場合は反対の現象)
といった場合、音の大きさにもバラつきが出やすいです。

例えば、 R L R L と叩いたときに、 「ドン・小・ドン・小」 のように聞こえてしまうと、16分音符がキレイに聞こえません。

まずは、右手と左手を同じくらいの音量で叩くことを意識しましょう。

そのためには、右手と左手それぞれの動きや音を確認してみてください。

右手だけ、左手だけの練習も効果的

いきなりRLRLと叩くのではなく、

・右手だけで、 R R R R|R R R R

・左手だけで、 L L L L|L L L L

と叩いてみましょう。

このとき、右手と左手で音量や叩き方に大きな違いがないか確認します。

その後、 R L R L|R L R L と交互に叩きます。

左右それぞれの動きを確認してから交互にすると、キレイに揃いやすいです。

またスティックの振り上げる高さを左右で揃えてあげるのもおすすめです。

高さが揃うと、音量、タイミング共に均等になります。

最初は「ゆっくり」でOK!

練習するときは、メトロノームを使い ♩=60 くらいのゆっくりしたテンポから始めてください。

4分音符を「1・2・3・4」と数えながら、その中に4つの音を入れます。

4つの音を均等に入れづらい場合には、カウントの代わりに何か4文字の物を唱えながら 叩くと良いでしょう。

アッシュドラムスタジオのオススメは「ク・ツ・シ・タ」です。

クツシタ|クツシタ|クツシタ|クツシタ|

に合わせて


R L R L|R L R L|R L R L|R L R L

と叩きます。

「こんなにゆっくりでいいの?」 と思うくらいで大丈夫です。

むしろ、ゆっくりだからこそ、

・ 音の大きさ

・手の動き

・左右のバランス

・音と音の間隔

をしっかりと確認できます。

「速く叩けるテンポ」ではなく「キレイに叩けるテンポ」で練習

ここはとても重要なポイントです。

例えば、 ♩=80ではキレイに叩けるけれど、♩=100では音がバラバラになる。

この場合、練習するべきテンポは100ではありません。

まずは、 ♩=80で安定して叩くことを優先しましょう。

キレイに叩けるようになったら、 80 → 84 → 88 → 92…… というように、少しずつテンポを上げていきます。

「速く叩けること」よりも、 「どのテンポでも均等に叩けること」 のほうが、実際の演奏では重要です。

スティックを強く握りすぎない

16分音符を速く叩こうとすると、 「速く叩かなければ!」 と力が入ってしまうことがあります。

しかし、スティックを強く握りすぎると、かえって動かしにくいです。

特に、 肩 → 肘 → 手首 → 指 と、体のいろいろな部分に力が入ってしまうと、速くなるほど疲れやすくなります。

そのため、スティックは必要以上に強く握らず、自然に動かせる状態を作りましょう。

スティックの「跳ね返り」を利用しよう

スネアドラムを叩くと、スティックは打面から跳ね返ってきます。

この跳ね返りをリバウンドといいます。

16分音符を続けて叩くときは、このリバウンドを上手く利用しましょう。

毎回、腕の力でスティックを持ち上げて叩こうとすると、とても疲れてしまいます。

スティックが自然に跳ね返ってくる感覚で叩けるようにしましょう。

16分音符は「速さ」より「正確さ」

スネアで16分音符を叩く練習は、単純なように見えて、実はドラムの基本がたくさん詰まっています。

大切なのは、

① 右手と左手を交互に動かす

② 4つの音を均等にする

③ 左右の音量を揃える

④ スティックを強く握りすぎない

⑤ リバウンドを利用する

⑥ メトロノームを使って少しずつテンポを上げる

ということです。 最初から速く叩く必要はありません。

むしろ、ゆっくりしたテンポで正確に叩くことが、結果的に速く叩けるようになる近道です。

どんな練習も基本が大事

16分音符のオルタネートスティッキングは、ドラムを上達させるうえで非常に重要な基本テクニックです。

「速く叩く」ということだけを目標にせず、 「右手と左手で、均等な音を正確に並べる」 ことを意識して練習してみてください。

最初は、 R L R L|R L R L をゆっくり。 そして、キレイに叩けるようになったら少しずつテンポを上げていきましょう。

この基本が身につくと、16分音符を使ったフィルインや、ハイハット・スネアを組み合わせたさまざまなリズムも、より安定して演奏できるようになります。

焦らず、正確に、それが16分音符を上達させる一番のポイントです。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
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ドラムの初心者や初級者で、

「フィルインが上手く叩けない」
「フィルインを入れると、テンポがズレてしまう」
「なんかカッコよくフィルインが叩けない」

というお悩みをよく聞きます。

確かに、フィルインはドラムの中でも「難しそう」に感じる部分のひとつです。

しかし、フィルインを上手く叩くために、最初から難しいテクニックや速いフレーズを練習する必要はありません。

むしろ初心者のうちは、「たくさん叩くこと」よりも「テンポ通り叩き、気持ちよく次の小節につなげること」を意識することが大切です。

今回は、初心者の方がフィルインを上達させるために知っておきたいポイントを紹介します。

フィルイン=難しいフレーズではありません

まず「フィルインは難しいことを速く叩くものではない」と覚えておきましょう。

初心者・初級者の方は、フィルインといえば色々な所(タムやシンバル)をたくさん使って速く叩くものと思ってしまうことがあります。

しかし、4拍目に、「タカトン」と入れるだけでも、立派なフィルインです。

極端な話スネアを1発入れるだけでも、その場所やタイミングが良ければフィルインになります。

最終的にはたくさんの音をかっこよく叩きたいのはもちろんですが、曲の中でどのように聞こえるかを意識しながら、最初はシンプルなフィルインから始めましょう。

まずは「短いフィルイン」の練習から始めてみましょう

アッシュドラムスタジオ

初心者・初級者の方におすすめなのが、短いフィルインを入れる練習です。

入れる箇所は「4拍目だけ」に限定してみましょう。

例えば、

「1・2・3 → 4拍目だけフィル → 1」

という形です。

最初はスネアだけのフィルインでも構いません。

慣れてきたら、同じ回数やタイミングを叩くのでも以下のようにバリエーションを増やしてみましょう。

・スネア → タム
・スネア → ハイタム → ロータム
・8分音符
・16分音符

さらに慣れてきたら、フィルを入れる場所を、

4拍目だけ
↓
3拍目+4拍目
↓
2拍目+3拍目+4拍目

と徐々に長いフィルインに挑戦してみましょう。

長くなったからといって新しいフレーズを考えて試すのではなく、まずは4拍目で練習していたフィルをそのまま他の拍に移して同じフレーズを繰り返し叩く所から始めましょう。

またフィルの長さが変わってもテンポを一定に保つことが重要です。

上手く叩けない時はフィルインを「歌う」

フィルインは手順を覚えるだけではなく、どんなフィルインを叩くのかまず歌って練習してみましょう。

「フィルインだけ叩くならできるけど、前に叩いているリズムパターンから繋げると上手く叩けない」
というお悩みもよく聞きます。

そんな時は自分が叩きたいフィルインを歌えるか?が大事です。

口で「タタタタ」と歌えるフレーズなら、実際に叩いてみる場面でもテンポ通り叩ける確率が高いです。

逆に、自分でもリズムが分からないまま手だけを動かしてしまうと、フィルインが不安定になりやすいです。

歌えるようになったら、今度は歌いながら手足を動かしてそのフィルインを叩いてみます。

フィルインが叩けるようになったら今度は前後のリズムパターンも含めて練習してみましょう。

リズムパターンからフィルインに入るタイミングで歌いながら叩けるようになれば、フィルインの成功する確率は高くなります。

「音数を増やせばカッコいい」は間違い

初心者・初級者の方が陥りやすいもう一つのポイントが、「たくさん叩いたほうがカッコいい」という考え方です。

例えば、4拍の間に、「タタタタタタタタ……」とたくさんの音を入れれば、確かに派手にはなります。

しかし、音数が多いことと、カッコいいことは同じではありません。

むしろ、「ここでこの1発!」という音のほうが、曲の中では強く印象に残ることがあります。

プロのドラマーがシンプルなフィルインを叩いているのにカッコよく聞こえるのは、音数ではなく、タイミング、音の強弱、曲の中での必要性を大切にしているからです。

フィルインは、足し算だけではありません。

「必要のない音を減らす」引き算も、フィルインの技術です。

とても大事なフィルインの後の1拍目

フィルインを練習するとき、ついつい「フィルそのもの」に意識が集中してしまいます。

しかしドラマーにとって本当に重要なのはその後です。

例えば、

「1・2・3・4|1・2・3・4」

という小節の中で、4拍目にフィルを入れるとします。

このとき、「4拍目をカッコよく叩く」ことばかり考えてしまうと、フィルが終わった後の1拍目が遅れたり、逆に早くなったりします。

フィルインの目的は、曲を止めることではありません。「次の小節やセクションの1拍目へ、気持ちよくつなげること」これが非常に重要です。

フィルインを練習するときは、「フィルをどう叩くか」だけではなく、「フィルの後の1拍目にどう戻るか」まで合わせて練習してみましょう。

以下の練習方法も参考にしてください。

フィルインは「会話」のようなもの

ドラムだけ集中して聴いてしまうと、自分の中でドラムフィルインのかっこよさだけが際立ってしまいますが、実はフィルインはドラム単体ではなく音楽のメロディや他の楽器のフレーズに呼応していることもあります。

フィルインは音楽の中での「会話(コール&レスポンス)」として捉えておくと良いと思います。

歌がずっと歌っているところで、ドラマーが毎回派手なフィルインを入れていたら、どうでしょうか?

おそらく、歌が聞こえにくくなってしまい、バンドメンバーや聴衆からは若干煙たがられてしまいます。

逆に、歌のフレーズが終わったところで、

「ここでちょっと一言」

というようにフィルインを入れると、音楽がとても自然につながります。

フィルインは、「自分が目立つためのもの」ではなく、「曲を盛り上げたり、次のフレーズにつなげたりするためのもの」と捉えておきましょう。

これは初心者のうちから意識しておくと、将来的にバンドで演奏するときにも大きな武器になります。

ドラムは、難しいことができることだけが上手さではありません。

シンプルなフレーズを、音楽の中でカッコよく叩けるのを最初の目標にしておきましょう。

もちろん派手で長く難しいフィルインやドラムソロを叩ける事に越したことはありませんが、

ここで紹介した事の延長線にそれらがあると思って練習していくのがおすすめです。

アッシュドラムスタジオでは、講師の演奏やライブ現場などでの経験を生かしフィルインをどのように練習したら良いか、フレーズのアイデアをどう出したら良いかなど様々な角度で生徒様の指導にあたっております。

もしドラムを叩く上でお困りのことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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ドラマーにとってスネアドラムはドラムを叩く上での最重要の存在です。

演奏のときにドラムセットの中で最も多く叩かれ、聞いている人の印象に潜在的に残り、曲やバンドの「核」となるのがスネアです。

曲やバンドの核になる楽器の音ですから、少しこだわって聞いたり演奏したりするようにしてみましょう。

自分の好みのスネアの音を探してみよう

まずは自分の好きなスネアの音を発見する所から始めてみましょう。

自分が好きな曲や、何気なく聞いている曲の中で使われているスネアの音に注目してみてください。

意識して聞いていくうちに段々と「このスネアはこう聞こえる」「この曲のスネアはああ聞こえる」という感じに耳が鍛えられ、そこから自分の好みが分かってくるようになります。

スネアの音を何となく真似てみましょう

自分の好みの音が分かってきたら今度はドラム教室やリハーサルスタジオにあるスネアドラムで自分の好みの音を真似してみましょう。

ただし基本的にできる事は限られてきます。

その方法を以下に書いてみましたので参考にしてみてください。

チューニング

スネアドラムの片面にそれぞれ8〜10本ほど付いているチューニングボルトを回して音の高低を調整していきます。

基本的にはボルトを締めると音が高くなり、緩めると低くなります。

自分の好きなスネアドラムの音が「カンカン」と甲高い音で鳴っていれば、ボルトを締めてスネアの皮を張り音を高くしていきます。

逆に「ボフボフ」というような音がしていたら、ボルトを緩め音を低くしていきます。

それぞれのボルトを一気に90度以上回さず、少しずつ調整していけばそれほど難しい作業ではありません。

どうしても難しく感じる場合にはネットで方法を検索したり、習っている先生に相談してみたりしましょう。

チューニング方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

ミュートを貼る

ミュートというのはスネアの残響音の量を調整するためのものです。

簡単にミュートとして使える物の代表にはガムテープがあります。ガムテープを貼ることでスネアの残響音を調整できます。

好みの音が「カーーーン」と残響音が長めの場合には、ミュートは必要ありません。

逆に「カッ!!」「ボスッ!!」というような短い音が好きな場合にはミュート(ガムテープ)を貼るのが有効です。

貼り方に特にルールはありません。

一般的にはスネアの皮の縁(端)の方が残響音が出やすいので、縁の辺りからミュートを貼ってあげると良いです。

人によってはタオルや布を貼り付けたり、専用のミュートを使って残響を短くするなど工夫も様々ですが、まずはガムテープから始めてみるのが一番手軽です。

ただし、ミュートしすぎてしまうと音が響かなくなり聞こえづらくなってしまうので注意してください。

以下の記事も参考になります。

スネアのサイズや材質を調べてみる

チューニングやミュートを工夫したのにまだ好みの音に近づかないと思ったら、スネアの材質やサイズを調べた方が良いかもしれません。

スネアの材質としては大きく分けて二つ、木材か金属に分かれます。

また木材や金属の材質も様々で、それぞれ特徴が異なり多岐にわたるのでここでは触れませんが、大雑把にいうと木材のものは金属と比べると比較的音が柔らかく、金属のものは発音が速く音が通りやすいものが多いです。

またスネアのサイズ(口径の大きさや胴の長さ)も音に影響します。

ただ初心者や初級者の方は聞いただけでは判別が難しいかと思いますので、確実なのは好きなスネアの音がレコーディングされた曲から、使われているスネアを調べてみるのがおすすめです。

ネットで検索して出てくる場合もありますし、最近ではAIに質問してもある程度の当たりはつけて回答してくれます。

当たりが付いたら、楽器屋さんで同じか似たようなスネアを試奏してみて気に入ったら購入してみましょう。

自分の好みの音の楽器に出会えたら、気持ちも上がりきっと練習も捗るでしょう。

購入を決断するのに至る頃には、耳もある程度は鍛えられて自分の好みもはっきりしてくると思います。

スネアの音作りや購入の際に迷ったら

アッシュドラムスタジオでは生徒様のご要望があれば、チューニングの基本的なやり方やアドバイスなども行なっております。

生徒様がご自身のスネアを持ち込まれたり、教室のスネアを使ってチューニングだったり様々なケースに臨機応変に対応しております。

またスネアのご購入を検討されている生徒様にも予算から購入先の店舗までご相談に乗らせていただいております。

ご入会後にはなってしまいますが、遠慮なくお悩みを聞かせていただければと思います。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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初心者や初級者の方が、自分の好きな曲を聴きながらドラムの練習をしたり実際バンドの中で演奏してみて、後でその録音を聞き返してみると「あれ?何か思ってたのと違う」ということがよくあります。

「何か違う」の理由の一つが曲のスピード感です。

ありがちなのは、何となく元の曲より「速く」もしくは「遅く」聞こえてしまうという現象です。

こういった事が起きた場合、最初に気にすべきなのはドラムのパターンの「スネアドラム」を叩くタイミングです。

今回はこのスネアドラムを叩くタイミングについて触れていこうと思います。

ドラムの主役はスネア!

曲中のドラムのパターンの中で、スネアドラムが多く出てくるタイミングは2拍目と4拍目になります。

このタイミングは、人が曲を聞きながら手拍子を叩くタイミングと同じです。

つまり、自然と手を叩いてしまうタイミングがスネアのタイミングなのです。

このタイミングで演奏されるスネアは、聞いている人の深層心理に響く重要な位置になります。

スネアがバンドのノリを決める

スネアのタイミングは一緒に演奏しているバンドメンバーにも大きく影響します。

バンドではよくドラムが支えになっていると表現されますが、実際にベース・ギター・キーボード、ボーカルに至るまでドラムの演奏を頼りにしています。

中でもスネアの支配力がダントツなので、バンドメンバーもスネアを聞いて自分の演奏のタイミングを計っています。

バンド演奏においてのドラムの役割については、以下の記事をお読みください。

>バンド演奏時のドラムの役割とは?ソロ練習とは異なる注意点

ドラム初心者こそ注意!曲のテンポが安定しない理由はスネアにある

ドラム初心者が曲を演奏するときに気をつけたいのが、スネアを叩くタイミングを一定にするということです。

利き手でハイハットを叩いたり、バスドラムのパターンに意識が行きがちで、なかなかスネアまで気にしてられないと思う方も多いです。

しかし、繰り返しになりますが、重要なのはスネアです。

一定のテンポ感と音量感で叩けるようにしましょう。

反対を言えば、他の部分が多少ずれても、そこまで問題ではありません。

スネアだけは死守するという意識で練習しましょう。

一流のドラマーは、1発のスネアの説得力が違う

一流と言われるドラマーは、物凄いフィルインやソロが叩ける人と思われがちです。

しかし、それ以前に一緒にやっていて演奏しやすいか、曲のレベルを上に引き上げてくれるかなどに寄るところが多く、ほとんどは音楽性の部分で一流と言われています。

その根本のところがスネアのタイミング・音量感・音質です。

難しいフィルインやソロも大事ですが、まずはバンドメンバーを演奏しやすく曲がノリよく聞こえるような練習もしてみましょう。

プロのスネアを極めてみませんか?

アッシュドラムスタジオでは、スネアのタイミングの練習用に以下の曲を参考にしています。

実際には曲中のスネアと自分の叩くスネアのタイミングをバッチリ合わせるだけの練習ですが、意外と上手くいきません。

逆にこれらの曲にタイミンングを合わせられるようになると、「なんか自分の演奏が早く聞こえる」という問題も解決する曲です。

・「Billie Jean」 by Michael Jackson
・「Yellow」 by Coldplay
・「Hotel California」 by Eagles
・「Come Together」 by Beatles

レッスンでは生徒様のドラムを録音して聞きながら検証するというレッスンもおこなっています。

もしご自身のスネアのタイミングを客観的に聞いて上達に活かしたいというご希望がありましたら、ぜひご相談ください。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
  • 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
  • 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
  • カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
  • キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
  • アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ

45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。

※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※

現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。

 

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<東京・千葉・埼玉・茨城>
レッスン代・テキスト代・スタジオ代は一切かかりません。
無理な勧誘など一切ございませんのでご安心ください。

実際のドラムは叩けるのに、ドラムマニアではうまく叩けないというドラマーは多いのではないでしょうか。

ドラムマニアと本物のドラムは、スティックを持って手足を動かす点では似ています。

ただ、実際に求められる技術や叩いている感覚は、意外と違うものです。

今回は、ドラムマニアが上手い人は本物のドラムでも有利なのか?それぞれの違いを踏まえて解説します。

ドラムマニアが上手い人は有利だが、それだけでドラムが上手いとは言えない

結論から言うと、ドラムマニアが上手い人は、本物のドラムを始めるうえで有利な部分があります。

流れてくる譜面を見ながらタイミングよく叩けるため、リズムを追う力や、手足を別々に動かす感覚はすでに身についているからです。

スティックをまったく持ったことがない人より、ドラムにも入りやすいでしょう。

ただし、ドラムマニアが上手いからといって、そのまま本物のドラムも上手く叩けるとは限りません。

ドラムマニアで流れてくる譜面は、実際の楽曲でドラマーが演奏しているリズムとは異なる場合が多いです。

ゲームとして楽しめるように音が配置されているため、実際のドラムフレーズをそのまま再現しているわけではありません。

本物のドラムでは、一定のリズムを保ちながら、曲全体を支える演奏が求められます。

一方、ドラムマニアでは画面に表示された音を正確に叩くことが中心です。

似ている部分はありますが、同じ技術ではありません。

ドラムマニアのスキルが活かされること

引用元:GITADORA OverDrive DrumMania | KONAMI コナミアーケードゲーム製品・サービス情報サイト

ドラムマニアの経験が、本物のドラムでまったく役に立たないわけではありません。

むしろ、ドラム初心者が苦戦しやすい部分を、すでに経験している可能性があります。

リズムを見ながら叩く力が身につく

ドラムマニアでは、画面上に流れてくる譜面を見ながら、曲のテンポに合わせて叩きます。

この経験がある人は、音のタイミングを目で追いながら体を動かすことに慣れています。

本物のドラムで譜面を見るときにも、その感覚を活かせるでしょう。

また、曲に合わせて叩く経験を積んでいるため、テンポから大きく外れない感覚も身につきやすいです。

手足を別々に動かす感覚に慣れる

本物のドラムでは、右手、左手、右足、左足をそれぞれ違うタイミングで動かします。

初心者が最初につまずきやすいのが、この手足を別々に動かす感覚です。

右手につられて右足が動いたり、足を意識すると手が止まったりします。

ドラムマニアをやっている人は、両手と足を使うことに慣れているため、この戸惑いが比較的少ない傾向があります。

もちろん、本物のドラムでは使う場所や動かし方が変わります。

それでも、複数の手足を同時に動かした経験は、ひとつの強みになるでしょう。

スティックを持って叩くことに慣れる

スティックを持ち、狙った場所を叩くことに慣れているのも、ドラムマニア経験者のメリットです。

完全な初心者の場合、最初はスティックを持つだけでも違和感があります。

狙った場所にうまく当たらなかったり、必要以上に強く握ってしまったりする人も少なくありません。

ドラムマニアの経験があれば、スティックを持って打面を叩くこと自体には入りやすいはずです。

ただし、スティックの握り方や振り方は、本物のドラムに合わせて覚え直す必要があります。

ゲームでは叩けていても、本物では余計な力が入っているケースもあるため、最初に正しいフォームを身につけましょう。

本物のドラムとドラムマニアで異なるポイント

ドラムマニアと本物のドラムは、見た目以上に違いがあります。

ドラムマニアの感覚だけで本物を叩こうとすると、「思っていたより難しい」と感じるかもしれません。

打面の跳ね返りや音量が違う

本物のドラムは、叩く場所によってスティックの跳ね返りが異なります。

スネアドラム、タム、シンバルでは、打面の硬さも反発の強さも同じではありません。

同じ力で叩いても、返ってくる感覚が変わります。

また、本物の楽器は叩く強さや角度によって音量や音色も変化します。

ドラムマニアでは、ある程度タイミングよくパッドを叩けば判定されますが、本物のドラムは当たればよいというものではありません。

大きい音を出したいとき、やわらかい音を出したいとき、アクセントをつけたいときなど、曲に合わせて音をコントロールする必要があります。

セッティングや姿勢も演奏の一部

本物のドラムでは、イスの高さやペダルとの距離、太鼓やシンバルの位置も演奏に関係します。

イスが低すぎれば足を動かしづらくなり、高すぎれば姿勢が不安定になります。

太鼓が遠すぎると、腕を伸ばすたびに体へ余計な力が入りやすくなるでしょう。

ドラムマニアでは、基本的に決められた位置にあるパッドを叩きます。一方、本物のドラムは、自分が無理なく演奏できるようにセッティングを調整します。

正しい姿勢で座り、自然に手足を動かせる環境をつくることも、ドラム演奏の一部です。

ゲームは判定、本物は音を出す技術が必要

ドラムマニアでは、画面に表示されたタイミングに合わせてパッドを叩き、ゲーム上の判定を取ることが目的です。

本物のドラムでは、タイミングが合っているだけでは十分とは言えません。

同じリズムを叩いていても、音量がバラバラだったり、シンバルの音が強すぎたりすると、曲全体のバランスが崩れます。

また、バンドで演奏するときは、自分だけが正確に叩けばよいわけではありません。

ベースやギター、ボーカルの音を聴きながら、曲に合った強さやテンポで演奏します。

ドラムマニアでは画面を見る力が中心ですが、本物のドラムでは周りの音を聴く力も必要です。

バンドで演奏時の注意点については、以下の記事も参考になります。

>バンド演奏時のドラムの役割とは?ソロ練習とは異なる注意点

ドラムマニア経験者は上達が早い?

ドラムマニアの経験者は、完全な初心者より早く上達する可能性があります。

リズムに合わせて叩くことや、両手両足を使うことに慣れているため、本物のドラムに対する抵抗が少ないからです。

ただし、ゲームの感覚をそのまま持ち込むのではなく、本物のドラムの基礎を改めて覚える必要があります。

ドラムマニア経験者は基礎を覚えると伸びやすい

ドラムマニアで身につけたリズム感や手足を動かす感覚は、本物のドラムでも活かせます。

正しいスティックの持ち方や姿勢、ペダルの踏み方を加えると、上達しやすくなるでしょう。

特に気をつけたいのが、力の入れ方です。

ドラムマニアでは、反応させるために強く叩く癖がついている人もいます。

しかし、本物のドラムは必要以上に力を入れなくても音が鳴ります。

最初は速く叩くことや難しいフレーズに挑戦するより、一定のリズムを楽な力で叩く練習から始めるのがおすすめです。

ゲームで培った感覚と、本物のドラムの基礎が組み合わされば、大きな強みになります。

ドラマーがドラムマニアを苦手でも気にしなくていい

本物のドラムは叩けるのに、ドラムマニアはうまくできないという人もいます。

でも、まったく気にする必要はありません。

本物のドラムでは、8ビートなど、ある程度決まったパターンを繰り返しながら曲を支える演奏が多くなります。

一方、ドラムマニアでは、ゲームとしての難易度や面白さを出すために、不規則な順番で音が配置されていることがあります。

普段叩いているドラムのリズムとは感覚が違うため、実際のドラムに慣れている人ほど、「次にそこを叩くの?」と違和感を覚える場合もあるでしょう。

本物のドラムで身につけた動きが、そのままゲームでは使えないこともあります。

ですから、ドラムマニアが下手だからといって、ドラマーとしての技術が低いわけではありません。

ドラムマニアと本物のドラムは似ているようで別物!初心者ドラマーも心配せずに!

ドラムマニアが上手い人は、リズムを見る力や手足を動かす感覚が身についているため、本物のドラムを始めるうえで有利です。

ただし、ゲームで叩くリズムと実際のドラムフレーズは異なる場合が多く、音の出し方や体の使い方にも違いがあります。

そのため、ドラムマニアが上手いからといって、必ず本物のドラムも上手いとは限りません。

反対に、実際のドラマーがドラムマニアをうまく叩けなくても問題ありません。

一定のパターンを演奏する本物のドラムと、不規則な譜面も多いゲームでは、求められる感覚が違います。

どちらが上というものではなく、それぞれ別の楽しさがあります。

ドラムマニアが好きなら、ぜひ次は本物のドラムにも触れてみてください。

アッシュドラムスタジオでは、そんな入口からドラムを始めたい方も大歓迎です!

実際のドラムの面白さから、本物のドラムの基本まで教えますので、ぜひ一度無料レッスンにお越しください。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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体験レッスンにいらした生徒様からよく「リズム感がないんですが、ドラムはできますか?」というご質問をいただきます。

結論から言えば、リズム感がないと思っている人でも、ドラムは十分に演奏できるようになります。

今回のブログではなぜリズム感がないと思っていてもドラムが叩けるようになるのかについてお伝えしていきます。

「リズム感がない」は気にしなくて大丈夫

実は自分で「リズム感がない」と思っている人のほとんどは、以下のような状態ではないでしょうか。

・手拍子が少し苦手
・カラオケでテンポがズレる気がする
・ダンスが得意ではない

しかし、日常生活を送る中で全くリズムを感じていない人はいません。

歩くリズム、話すリズム、呼吸のリズム。人は誰でも自然とリズムの中で生活しています。

つまり、「リズム感がゼロ」の人はいません。

これらが出来ている限り、ドラムの素養は十分。あとは意識するかしないかの差です。

ドラムは「慣れ」と「反復練習」が大切

ドラム初心者の方が苦戦する原因は、実はリズム感ではありません。

ドラムを叩くうえで大事なのは、一定のスピードで動作を繰り返すことです。

ですが楽器の特性上難しいのは、一定のテンポを維持しながら以下の動きをおこなうことです。

・手と足を同時または交互に動かす
・普段では動かさない距離や場所に手足を動かす
・スティックを持ちながら、色々な場所の楽器を叩く

例えば、自転車に初めて乗る時を想像してください。

最初はフラフラしますが、練習を続けると自然に乗れるようになります。

ドラムも同じです。最初は難しく感じても、繰り返し練習することで体が覚えていきます。

テンポキープの方法については、以下の記事が参考になります。

リズム感(テンポ感)は鍛えられる能力

「リズム感は生まれつき」と思われがちですが、実際には後天的に身につく要素も大きいです。

・手拍子で拍やフレーズを叩いてみる。
・メトロノームに合わせて手足を動かし楽器を叩いてみる。
・音楽を聴きながら演奏する。

これを続けることで、

「テンポを感じる力」
「音楽に合わせる力」

が自然と身についていきます。

スポーツで言えば、筋力トレーニングと同じです。続ければ確実に成長します。

上手なドラマーも最初は初心者です!

プロドラマーや講師も、最初からリズム感抜群だったわけではありません。

誰もが、以下のような経験をしてきています。

・テンポがよれる(速くなったり遅くなったり)
・フィルインが曲のテンポに合っていない
・曲についていけない

大切なのは、「できないから向いていない」ではなく、「まだ慣れていないだけ、練習不足」と考えることです。

まずは気にせず始めてみましょう!!

リズム感がないと思っていても、まずはドラムを始めてみてください。

リズム感は才能だけではなく、練習によって育てることができます。

「自分には無理かもしれない」

そう思っている方も、ぜひ一度ドラムに触れてみてください。

アッシュドラムスタジオではそんな方のお手伝いができれば幸いです。

体験レッスンだけでも変化を感じられます

体験レッスンに来られた方の中にも、リズム感が無いことを不安そうにお話しされる方がいます。

しかしレッスンが終わる頃には、

「意外と叩けました!」
「思ったより楽しかったです!」

という感想をいただくことがほとんどです。

ドラムは、最初の一歩を踏み出してみると想像以上に楽しめる楽器です。

リズム感がないことで踏み出すのをためらうのではなく、ぜひまずは叩いてみるところから始めてみてください。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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ドラムは「叩く」という動きから「腕の筋肉が必要」に見えるかもしれません。

そのため、ドラム練習の一つとして筋トレを考える人もいるでしょう。

しかし、必要以上に筋トレをする必要はありません。

そこで今回は、ドラマーと筋トレの関係性について解説します。

「筋肉がないからドラムに向いていない」
「速い曲を叩くために筋トレをしている」

といった人は、ぜひお読みください。

ドラマーに筋肉は必要なの?

結論から言うと、筋肉は必要です。

ただし、ムキムキになる必要はありません。

ドラムの「スティックを振る、ペダルを踏む、姿勢を保つ」などの動きはすべて筋肉を使っています。

ただ、必要以上に筋肉をつける必要はありません。

歩くときに筋肉を使うのと同じで、ドラムも「やってる時点で使っているもの」だからです。

ドラムをやっていくうちに「なんか疲れるな」「安定しないな」と感じたときに筋肉の存在を意識すればOKです。

■ドラムのよくある誤解「力を抜く=筋肉がいらない」ではない

ドラムではよく「力を抜いて叩こう」と言われます。

そのまま受け取って「筋肉はいらないんだ」と思う人もいますが、ちょっと違います。

力を抜くというのは、無駄な力を入れないという意味です。

必要な筋肉はちゃんと使いながら、余計な力だけ抜くイメージになります。

例えば、スティックをコントロールするには指の筋肉が必要ですし、姿勢を保つには体幹も使っています。

筋肉がない状態で脱力しようとすると、ただ崩れるだけです。

「支えはあるけど力みはない」状態が理想です。

筋トレをするとドラミングは変わる?

筋トレをしたからといって、いきなり速く叩けるようになるわけではありません。

テクニックは叩いて身につけるものです。

ただ、体の安定感は確実に変わります。

体幹がしっかりすると、叩いているときに体がブレにくくなって、手足に意識を向けやすくなります。

結果として、音の安定感が上がったり、バスドラムが踏みやすくなったりします。

「無理やり力で叩く」感じから、「自然に鳴る」感覚に近づくイメージです。

ドラムと筋トレの関係性

筋トレをやるなら、とにかく量をこなすよりも「方向性」が大事です。

ドラムに関係ない鍛え方をしても、あまり意味がありません。

ここでは、ドラムに必要な筋肉の考え方について解説します。

■体幹とバランスを意識する

「体を支える力」は意識しておきましょう。

ドラムは両手両足をバラバラに動かします。

その中で体の中心がブレていると、安定したリズムを出しにくくなります。

体幹がしっかりしていると、自然と姿勢が安定して、余計な力も抜きやすいです。

結果として、手足の動きに集中しやすくなります。

■ケガ予防として考える

ドラマーは腱鞘炎や腰痛がつきものです。

同じ動きを繰り返すので、負担が偏りやすいのです。

そのため、筋トレというよりは、「無理なく動かせる体を作る」意識のほうが大切。

体のバランスが整っていると、無駄な負担が減ってケガもしにくくなります。

自宅でできるドラマー向け筋トレ

「ドラム叩けないけど何かしたい」というときに使えるトレーニングを紹介します。

筋トレと言っても、腕立て伏せや腹筋のようなものではありません。

いずれもシンプルでどこでもできるトレーニングです。

■指のトレーニング

まずはスティックコントロールにかかわる指のトレーニングです。

やり方は簡単です。

・手のグーパーを繰り返す。
・小指から順番に握っていく動きを繰り返す。

どちらも回数をこなすと、指のコントロールがかなり変わってきます。

■足のトレーニング

足はペダルのコントロールに関わります。

やり方は、かかとを地面につけたまま、つま先を上げたり下げたりする動きを繰り返すだけです。

これだけでもスネの筋肉に効いてきます。

バスドラムやハイハットの安定感が変わるはずです。

筋トレはプラスαでOK!大事なのは基本

ドラムに筋トレは必須ではありません。

ドラムは叩くこと自体が一番のトレーニングです。

ただ、筋トレを取り入れると体の安定感が上がって、結果的に叩きやすくなるのは間違いありません。

しかし、大事なのはやはり「基本」です。

基本の姿勢や叩き方ができていないと、無理に力を入れてしまったり筋肉だけで叩こうとしてしまったりして負担のかかる動きになってしまいます。

もしドラムを叩いていて「筋肉痛になる」「体が痛くなる」という悩みがあるなら、力み過ぎているのかもしれません。

アッシュドラムスタジオでは、そのようなドラム経験者の基本から立て直します。

変な癖がついていたり、どうしても叩けないフレーズが合ったりする場合は、基本から見直すことも大切です。

まずは「これがどうしても叩けない」などの相談からでも良いので、ぜひお気軽にお越しください。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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前回、前々回のブログでは「ドラムってどのくらい叩けると一人前なの? 」 として8ビートや16ビートに絞ってのブログを書きました。

>ドラムはどこまで叩けたら上手い?一人前と言えるレベルは?8ビートを軸に解説
>ドラムはどこまで叩けたら上手い?一人前と言えるレベルは?16ビートを軸に解説

今回はシャッフルに焦点を当て「一人前のドラマーの目安としてどのくらいまで叩けると良いか、どのくらいの知識があると良いか」の目安を書いていきます。

ドラムのシャッフルとは?

シャッフルとは3連符を基調とした音符で構成されているリズムの事です。

例として以下にシャッフルが使われている曲を3つあげます。

ジャンルで言うとブルースや演歌などでよく使われているリズムです。

シャッフルでよく使われるハイハットの叩き方

以下では3種類のパターンを紹介しています。

バスドラムとスネアは同じ内容ですが、ハイハットだけ叩き方が変わります。

1のパターンではハイハットで3連符を全て叩くパターンになります。

ハイハットを一拍(3個ずつ)で考えて場合、ダウン(D) ー タップ(T) ー アップ(U) のストロークで叩けるようになると良いでしょう。

2のパターンでは3連符の真ん中のハイハットが抜けています。

この場合は1のパターンで使ったストロークのタップを抜かしてダウン(D) ー アップ(U)で演奏します。

慣れないとよくストロークが逆になってしまいますので、注意しましょう。

3のパターンではハイハットを4分音符で演奏します。

この場合はバスドラムだけ3連符のタイミングで演奏しなくてはいけなくなるので、タイミングと取るのが難しくなります。

スネアのバリエーション

シャッフルのリズムパターンの中でも、スネアが随所に散りばめられたパターンがあります。

ハイハットの3連符の合間を縫うようにスネアが入り、よりリズムが複雑になってきます。

このようなパターンの場合には、3連符の倍の、6連符を叩く感覚が必要です。

以下に幾つか例を挙げてみました。

バスドラムのバリエーション

スネアのバリエーションで紹介したタイミングにバスドラムが入ってくるパターンもあります。

以下に例を幾つかあげてみました。

上記で挙げた写真のハイハットは3連符で書かれていますが、これも3連符の真ん中が抜けたパターンや4分音符だけで演奏するパターンと組み合わせて叩けるようになると良いでしょう。

ハーフタイムシャッフル

ハーフタイムシャッフルとは6連符を基調とした音符で構成されているリズムになります。

よく例として取り上げられるのは以下の曲です。

「Rosanna」のパターンではないですが、ハーフタイムシャッフルの簡単なパターンは以下のようになります。

普通のシャッフルで慣れている人にとっては、ハイハットを4回叩いてからスネアが来るので、なんとなくテンポが半分に感じられるようなパターンです。

最近のポップスなどでは聞く機会はあまりないパターンではありますが、ハーフタイムシャッフルの感覚は現代のポップス、ファンク、ヒップホップにも色濃く反映されていますので、押さえておきましょう。

シャッフルを演奏する時のフィルイン

シャッフルのリズムを演奏する際、フィルインのフレーズも3連符基調となります。

またそこから発展して6連符なども登場することも多いです。

イメージとしては8分音符と16分音符が混ざったフレーズと同様に、3連符と6連符が混ざったフレーズがよく使われます。

以下の譜面ではスネアドラムの表記となっていますが、タムやシンバル等でも叩けるようになっておく必要があります。

8分音符や16分音符とは叩く音符の間隔や体の感覚が変わりますので、十分に慣れておきましょう。

一人前のドラマーになるための必要な要素

前々回、前回、今回に分けて一人前のドラマーになるための必要な技術などを簡単に説明してきました。

ここで挙げているのも最低限にも満たない内容ですが、こららを踏まえた上で研鑽や情報収集などを怠らず日々努力していくと一人前になれるかと思います。

YouTube等で物凄い内容をいとも簡単に演奏しているドラマー達がいますが、全員一朝一夕でできるようにはなりません。

長い目で楽しみながら上達して行って頂ければと思います。

またアッシュドラムスタジオでは、生徒様を主体として一人前になるためのお手伝いをさせていただいております。

これまでの内容でご興味が湧いたり、疑問に思うことなどがありましたら、是非一度ご相談いただければと思います。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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前回のブログでは「ドラムってどのくらい叩けると一人前なの? (8ビート編)」 として8ビートに絞ってのブログを書きました。

今回は16ビートに焦点を当て「一人前のドラマーの目安としてどのくらいまで叩けると良いか、どのくらいの知識があると良いか」の目安を書いていきます。

16ビートとは

16ビートとは16分音符を基調とした音符で構成されているリズムのことです。(※ただしこの呼び名は日本でしか使われていませんのでご注意ください。)



イメージとしては8ビートの倍、音符の数が増えることになるので、より叩く内容が多く複雑になっていきます。

16分音符のハイハットを片手で叩くか両手で叩くか

写真には2種類のパターンがあり、どちらもハイハットが16分音符で書かれています。

一見同じように見えますが、スネアの表記の上にハイハットが有るのが左側、無いのが右側となります。


片手でハイハット16分音符を叩く場合

左側のパターンではダウンーアップストロークを駆使して片手でハイハットを叩きながらバスドラムやスネアを入れていきます。

バラードからファンクというジャンルなどで使われるパターンとして良く用いられますが、 テンポとしては50〜85ぐらいまで安定して5分ぐらい叩けると良いでしょう。


両手でハイハット16分音符を叩く場合


右側のパターンではハイハットをオルタネイトスティッキングで演奏します。(右ー左、もしくは左ー右)その際、スネアを叩くのもその手順に含まれるので、ハイハットとスネアを同時に叩くことはありません。

使われる場面としては、前述した片手でハイハットを叩く時のマックスのテンポを越えた場合です。

両手で叩かないと間に合わないといったケースで登場します。
なので最も遅いテンポで85、そこから150〜160ぐらいまで叩けるようになると良いと思います。

ハイハットのバリエーション

16分音符を基調としたパターンの中にはハイハットが以下のようなパターンになっている物もよく見られます。

前述したパターンではハイハットの16分音符が隙間なく入っていましたが、こちらの2つのパターンでは歯抜けの状態になっています。

4回叩くうちの1回分どこか抜けているという感じで、音が少なくなって簡単かもと思いきや、こちらの方が難易度は高くなります。

音が抜ける事でより複雑みが増し、パターンの聞こえ方としてもよりリズミカルに聞こえてきます。


こちらも片手で叩く場合と両手のオルタネイトスティッキングで叩く場合があります。

シェイク・ブレイクビーツと言われるパターン

16ビートのリズムパターンの中でもスネアが随所に散りばめられたパターンが あります。

呼び名としてはシェイクといったりブレイクビーツといったり、ジャンルによっても呼び名が変わるパターンですが、例として以下のようなものとなります。

音を聞くと皆さん必ず「聞いたことある!」というパターンです。

スネアを叩く数が多く、またタイミングも複雑になりますが「このパターンで叩かないとこの曲にならないんだよね」と言われますので是非押さえておきたい一つです。

こちらのテンポも80〜160ぐらいまで叩けるようになると良いでしょう。



バスドラムが16分音符のパターン

ここまで見てきたパターンのバスドラムは8分音符のみの登場でしたが、もちろんバスドラムが16分音符で演奏される場面もあります。

以下に例を挙げてみたので、見ていきましょう。

写真には左側と右側に3種類ずつパターンが書いてあります。

左右どちらも同じバスドラムのパターンが書いてあり16分音符が登場しています。

バスドラム=低音に16分音符が入ってくるとリズムが複雑に聞こえるようになり、よりリズミカルに、よりダンサブルになってきます。

また数字にダッシュがついている右側のパターン達はハイハットが8分音符になっています。

ハイハットが8分音符になっているからといって8ビートとなるわけではなく、パターン全体の中に16分音符が混じっていると、16ビートと考えられます。

この写真以外に組み合わせられるハイハットパターンとしては、

・前述した歯抜けのハイハットのパターン2種類
・4分音符のみ
・ダウンーアップ、アップーダウンストロークを駆使したパターン
・オープンやクローズ

など、が挙げられます。

その他にはライドシンバルで演奏される場合もあります。

全て現在聴かれている楽曲によく登場するものとなりますので、こちらも押さえておきたい所です。

これは大変だ!と気づいた方は是非ご相談ください

今回は16ビートに絞って一人前のドラマーの目安について書いてきましたが、書き切れていない事もたくさんあります。

ここまで読んでいただいた方々は「こんなにやる事があるの?」と 思われているかもしれませんが、実はまだまだあります。

反対に「じゃあこんなのもあると思うけどやらなくて良いのかな?」 と思っている場合は、全部やった方が良いです。必ずどこかで登場します。

とは言え、まずはやれる事、もしくはやってみたい事、好きな楽曲に使われているテクニックなどから切り崩してやっていくのがおすすめです。


それでもどこから手をつけて良いか分からないという方は、是非アッシュドラムスタジオに ご相談ください。

生徒様のレベルややりたい楽曲に合わせてレッスンの順番や組み立て方を 紹介しておりますので、安心して通っていただけます。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

 アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
  • 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
  • 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
  • カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
  • キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
  • アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ

45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。

※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※

現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。

 

現役プロドラマーの完全個人ドラムレッスン教室

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