ドラムを始めてしばらくすると、
「もっと速く叩けるようになりたい」
「難しくてかっこいいフィルインを覚えたい」
「手数を増やしたい」
と考えるようになるかと思います。
これは当然のことで、テクニックを向上させることはとても大切です。
しかし、一人で練習しているだけだと、バンド内でのドラムの役割を見逃しがちです。
そこで今回は「ドラマーがバンド演奏で気を付けるべきこと」についてお伝えしていきます。
バンドは一人でやっているわけではありません
バンドで最も大切なのはこれです。
チームプレイという事を忘れず自分だけ気持ち良くならないことが大切です。
ドラムは非常に気持ちの良い楽器です。大きな音が出せて、バカスカ叩けば存在感も出せます。
しかし、以下のような演奏はバンド全体のバランスを崩すこともあるのです。
・フィルインやその手数が多すぎる
・テンポを自分の気分で変える
・音量が大きすぎる
・常に自分を目立たせようとする
あまりにも好き勝手に叩いてしまうと、他のメンバーは演奏しづらくなっているかもしれません。
バンド演奏のドラムの役割は「支える」
ボーカル、ギター、管楽器などのいわゆるバンドのフロントに立つ楽器は、メロディや歌詞を聴いてくれている方々に届けます。
一方、ドラムは少し役割が違います。ドラムは、「バンド全体を支える土台」です。
家を建てる時に基礎工事が重要なのと同じように、ドラムが安定していることでバンド全体が安心して演奏できます。
派手さも時には大事ですが、
・安定したテンポ
・心地良いノリ
・メンバーが演奏しやすい音量
などが出来るようになるとドラマーとして重宝されます。
良いドラマーほど「周りを聴いている」

演奏中、初心者ほど自分のドラムだけを聴きがちです。
自分のやるべき演奏に集中しすぎてしまい、周囲を聞く余裕がまだ持てないからです。
しかし、経験を積んだドラマーほどバンド全員の音をよく聴いています。
例えば歌の大事なフレーズではフィルインを控えたり、ギターソロでは少し盛り上げたり。
周りを聴けるドラマーは、自然とバンド全体を良い方向へ導くことができる、いわば縁の下の力持ち。野球で言えばキャッチャーのような存在です。
ベースとの関係は特に重要
バンドのリズム隊は、ドラムとベースです。
この2人の息が合うだけで、バンドサウンドは大きく変わります。
特にバスドラムとベースのタイミングが揃うと、演奏に安定感と迫力が生まれます。
そのため、練習の際には、「自分がどう叩いているか」だけではなく、「ベースが何をやっていて、それとどれくらい合っているか」も意識して演奏してみましょう。
練習の際の意識づけが大切
普段の練習では「このフィルインかっこいいな」だけではなく、「この曲には必要かな?」と考えてみてください。
また、
・原曲のドラムが何をしているか聴いてみる
・ベースラインを聴く
・歌を邪魔していないか確認する
という習慣をつけると、バンドでの演奏力が大きく向上します。
上手いドラマーより「一緒にやりたいドラマー」へ
実際の演奏の現場でもよく言われることですが、技術が高いだけでは仕事は続きません。
・テンポが安定している
・周囲をよく聴いている
・曲を大切にしている
・一緒に演奏しやすい
こうしたドラマーは信頼され、いろいろな場面で求められます。
実際には、超絶技巧を持つドラマーよりも、「また一緒に演奏したい」と思われるドラマーの方が長く活躍しているように思います。
そして不思議なことに、周りをよく聴いて演奏できるドラマーほど、結果的にバンド全体を輝かせ、自分自身も高く評価されるようになります。
テクニックの練習も大切ですが、ぜひ次のバンド練習の際には「自分はバンドを支えられているだろうか?」という視点でも演奏してみてください。
きっと今までとは違った発見があるはずです。
アッシュドラムスタジオでは、バンド初心者の方も大歓迎です。
バンドで演奏する曲を通して、どう演奏すれば良いかのコツなどもお伝えしていますので、気軽にご相談ください。
講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
- カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
- アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
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現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。










