ドラムブログ

ドラムの耳コピ上達方法|カウントしながら叩く練習

2025.02.01

ドラムブログ

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前回のブログでは耳コピの際、ドラマーがカウントを見失いがちなポイントとして、

1.フィルイン

2.シンコペーション

を挙げました。

それぞれの説明については前回のブログを読んでいただければと思います。

ドラム初心者の耳コピのやり方(前編)

ドラム初心者の耳コピのやり方(後編)

 

これらの記事では、「実際にフィルインやシンコペーションを叩きながらカウントできるようになると、曲中のそういった場面でも耳コピが自然と出来るようになっていく」とお伝えしました。

では実際にはどうやって練習すればいいのでしょうか?

今回は、具体的な練習方法について解説します。

 

カウントを細かくする

ドラム初心者・初級者の方でカウントと聞くと思い浮かべるのは「ワン、ツー、スリー、フォー」かと思いますが、フィルインやシンコペーションの際にはより細かくカウントが出来るとタイミングがとりやすくなります。

カウントの仕方ですが、ここでは英語と日本語のカウントを各2種類ずつ紹介していきます。

 

8分音符をカウントする

よくあるカウントの仕方、「ワン、ツー、スリー、フォー」はいわゆる「4分音符」をカウントしていることになります。(例外もあります。)

そのカウントの間隔は変えずに、カウントの丁度真ん中に一文字ずつ加えてあげると「8分音符」でカウントが出来るようになります。

写真1

上記の写真にはカウントと実際の音符の関係が書いてあります。

「1」は4分音符に対しての8分音符のカウント

「2」は8分音符のカウントに実際の8分音符

となります。

以下で、英語版と日本語版のカウントの仕方を解説します。

 

8分音符の英語カウント

数字と数字の間に「+(プラス)」のマークがありますが、これが英語版の8分音符のカウントの表記の仕方になります。

「+(プラス)」の読み方は &(アンドor エンド)になります。

実際声に出して読んでると、下記の形になります。

8分音符の英語カウント

 

8分音符の日本語カウント

数字と数字の間に「と」を入れてカウントしてあげます。

こちらも実際声に出して読んでみましょう。

8分音符の日本語カウント

カウントの仕方は、自分に合っているなと思う方を選んで貰って構いません。

ただ、選ぶのは次に紹介する16分音符のカウントの仕方を読んでからにした方が良いかもしれません。

 

16分音符をカウントする

先ほど挙げた8分音符のカウントの文字と文字の間にさらに文字を1つ入れると、「16分音符」でカウントが出来るようになります。

写真2

上記の写真には、

「3」は4分音符に対しての16分音符のカウント

「4」は16分音符のカウントに実際の16分音符

が書いてあります。

以下で、英語版と日本語版のカウントの仕方を解説します。

 

16分音符の英語カウント

先ほどの8分音符のカウントの表記の間に

e(イー)

a(ア)が入って以下のような並びになります。

16分音符の英語カウント

これらの1文字ずつを英語風に繋げて読めるようになると、テンポが速くなった際に滑らかにカウントできるようになります。

しかし、英語に慣れていない方には発音が難しく早口言葉のようになるので、なかなか口が回らないかもしれません。

 

16分音符の日本語カウント

日本語の方は、当スタジオで考案した日本語の16分音符のカウントの方法になります。

英語のカウントの仕方に着想を得て、8分音符カウントの間に文字を足していて、読み方は以下となります。

16分音符の日本語カウント

英語よりは簡単に発音が出来ると思いますので、英語に馴染みのない方はこちらで練習してみましょう。

 

カウントしながら実際ドラムを叩いてみる

いきなりフィルインを演奏しながらカウントするのは、難易度がグッと上がります。

そのため、まずは上記の写真に書いてる音符をスネアドラムで叩きながら8分音符と16分音符のカウントにトライしてみましょう。

手順は気にせずとりあえずやってみるのがおすすめです。

手順で迷ったら一応(右-左 左右逆可)でやってみましょう。

また、より細かいカウントが出来る方がフィルインを耳コピする際、非常に役に立ちますので、是非16分音符のカウントにトライしてみましょう。

 

ドラムのカウントの仕方は他にもあります

今回は世界的に使われている英語のカウントとこちらで考案したカウントの仕方を紹介しました。

しかし、実際のレッスンでは生徒様に分かりやすい単語や言葉を使ってカウントする場合もあります。

もしカウントでお困りの際は、是非一度アッシュドラムスタジオまでご相談ください。

 

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

 アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
  • 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
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