先日、ドラムスティックの種類について解説しました。
しかし、「色んなスティックがあるのはわかったけど、どうやって選んだらいいの?」と思った方もいるでしょう。
そこで今回は、ドラムスティックの選び方を解説します。
ドラムスティックの選び方のポイントは、5つです。
- 重さ
- 長さ
- 握りやすさ
- 叩きやすさ
- 憧れ
一つ一つのポイントを解説していきます。
ドラムスティックの選び方のポイント1:重さ
まずは、重さです。
スティックによって重さは異なります。
軽いものの方が扱いやすいですが、パワフルな音には欠けるので、やりたい音楽ジャンルから選ぶのも良いでしょう。
ただし、重いスティックは腕や手首が疲れてしまうので、とくに力が入りやすい初心者の方は、軽いものを選ぶと良いですね。
ドラムスティックの選び方のポイント2:長さ
次に、長さ。
スティックは、長さもさまざまです。
「どの長さが良いか」の考え方は、ドラムの椅子に座って構えたときに、スティックの先端が、丁度スネアの真ん中に来る位の長さが良いでしょう。
長すぎたり、短すぎたりすると、無駄な力が入りやすいです。
ドラムスティックの選び方のポイント3:握りやすさ
次に、握りやすさ。
スティックは太さもさまざまなので、実際に握ってみましょう。
握りやすさに関しては、感覚です。
「なんかこれ握りにくいなぁ」と感じるものを無理に選ぶ必要はありません。
軽く握ったときにフィットするかどうかで選ぶと良いでしょう。
ドラムスティックの選び方のポイント4:叩きやすさ
次に、叩きやすさ。
楽器屋に行くと、スティック売り場にドラムパッドが置いてあります。
そこで、実際に気になったスティックで軽くパッドを叩いてみましょう。
スティックによって、跳ね返りや叩いた感触が異なります。
叩きやすさも感覚なので、自分のなか「これ叩きやすい!」と感じたら、それが正解です。
ドラムスティックの選び方のポイント5:憧れ
最後に「憧れ」です。
「え?憧れ?どういうこと?」と思った方もいるかもしれませんね。
実際に楽器屋でスティックを見たことがある方はわかると思いますが、スティックには、さまざまなアーティストモデルがあります。
一例は以下の通り。
- 村上“ポンタ”秀一 モデル
- RINA/SCANDAL モデル
- JOEY JORDISON/Slipknot(ジョーイ・ジョディンソン)モデル
- 横山祐介/wacci モデル
- シシドカフカ モデル
他にも名だたるアーティスのモデルがありますが、全部紹介しようとするとキリがありません……。
憧れのアーティストモデルが使いやすいかといえば、決してそうではありませんが、最初のうちは憧れのアーティストモデルを使ってみるのも良いでしょう。
スティックひとつでドラムは変わる!
ドラムスティックは、自分の叩きやすいものを選ぶのがポイントです。
最初のうちはわからないかもしれないので、いくつかのスティックを試してみると良いでしょう。
握りやすさや叩きやすさから、自分にしっくりくるスティックが見つかるはずです!
「ドラムが上手くなれば、スティックなんて関係ない」と思う方もいるかもしれませんが、意外とスティックひとつで変わってしまいます。
当然一定のスキルは必要ですが、ドラム上達のためにも、慎重にスティックを選んでみてくださいね!
とにかくまずドラムの基礎を覚えたいという方は、ぜひアッシュドラムスタジオにお越しください。
基礎コースからマンツーマンで学べるので、基礎から応用、1曲通して叩けるまでに成長させます!
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
また、経験者の方は、これまで悩んできた点や今後希望するレッスンについてのお話を聞かせて頂き、実際に演奏してみて、改善方法や今後の為の練習方法等いくつかご提案させて頂きます。
初心者も上級者も、まずはお気軽に無料レッスンに来てみてくださいね!