ドラムを始めるその前に…ドラムセットの名称から覚えてみませんか?
ドラムを教えるにあたって「バスドラを~」「タム回ししてからクラッシュ」など教えることがあるのですが、初心者からしたら「バスドラ?」「タム?」「クラッシュ?」なんのこっちゃですよね。
また、「教えてもらったけど忘れちゃった」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、改めてドラムセットの名称をおさらいしていきます。
プロのドラムセット
ドラムセットの名称について…の前に、プロのドラムセットを見たことはありますか?
好きなバンドのドラムセットを思い浮かべてみてください。
バンドによって異なりますが、めちゃくちゃ叩く場所が多いドラムセットの方もいます。
こういうやつです笑
ドラムセットと一言でいっても、さまざまなんです。
今回は”標準”のドラムセットの名称を解説していきます!
ドラムの要となる4つの名称
まずドラムの要となる部分、4つの名称です。
- スネア
ドラムセットに座ったとき一番手前にくる(音で表すと「タン!タン!」みたいな音) - ハイハット
スネアの横、足で開閉できる小さいシンバル(音で表すと「チッチッチッチ」・「ツッツッツッツ」・「シャンシャン」みたいな音) - バスドラム
ドラムセットの真ん中にある、足で踏んで叩くドラム(音で表すと「ドッドッドッド」みたいな音) - クラッシュシンバル
ドラムセット一番上にある大きいシンバル(音で表すと「シャーン!」みたいな音)
「ツッツッタンツッツッツッタンシャーン!」なら「ハイハット」「スネア」「クラッシュシンバル」ですね笑
極論ですが、この4つさえあればドラムは成立します。
THE BEATLES(ビートルズ)やStrayCats(ストレイキャッツ)のドラムセットはこのドラムセットに近いです。
ちなみに、メタルのような(XJAPANのようなドラム)でバスドラムが2つあることを「ツーバス」といいます。
その他の名称
では次に、リズムのバリエーションやオカズを入れるための部分。
- ハイタム
スネアの真後ろのあるタム(音で表すと「ドコドコ」みたいな音) - ロータム
ハイタムの隣にあるタム(音で表すと「ドゴドゴ」みたいな音)
- フロアタム
スネアの横にあるタム(音で表すと「ドンドン」みたいな音) - ライドシンバル
フロアタムの横にあるシンバル(音で表すと「ツーツー」」みたいな音)
タムの種類が多く忘れてしまいやすいのですが、意外とタムの覚え方は簡単です。
スネアから見て右回りに「ハイタム」「ロータム」「フロアタム」の順番になっていて、どんどん音が低くなっていきます。
ちなみに、「ハイタム」と「ロータム」どちらかひとつを使う人は比較的多いです。
片方のタムだけを使うのを「ワンタム」といいます。
いざライブハウスに出演した際に、スタッフの人から「ワンタムですか?ツータムですか?」なんて聞かれることがあるので、覚えておきましょう。
「ライドシンバル」はハイハットの代わりとして使うことが多いです。
ハイハットで叩くリズムをライドシンバルに変えるだけで雰囲気が変わります。
基本のドラムセットの名称は以上です。
もしわからなくなったときのために、画像を保存しておいてくださいね!
ドラムセットの名称がわからない…そんな方でもお気軽に!
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1からドラムを始める方でも、気軽にレッスンに来てください!
もちろんドラムセットの名称も教えます!
ただ、ドラムセットの名称はやりながら覚えていけば良いので、「ドラムセットの名称がわからないレベルだし通いづらい…」なんて心配しなくて大丈夫です!
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講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
また経験者の方は、これまで悩んできた点や今後希望するレッスンについてのお話を聞かせて頂き、実際に演奏してみて、改善方法や今後の為の練習方法等いくつかご提案させて頂きます。
初心者も上級者も、まずはお気軽に無料レッスンに来てみてくださいね!