昨今では、女性ドラマーも増えています。
シシド・カフカさんなどは、女性ドラマーとしても有名ですよね。
しかし、女性ドラマーは身体的特徴として、男性よりも手が小さいといった特徴があります。
そのため、通常のスティックでは握りにくいと感じる人もいるでしょう。
そこで今回は、女性におすすめのスティックを紹介します。
自分の手に馴染むスティックがないと悩んでいる女性は、ぜひ参考にしてください。
女性におすすめのスティックは3つのポイントを意識
そもそも女性におすすめのスティックとして、どんなものを選ぶべきかというと、ポイントは以下の3つです。
- 軽さ
- 細さ
- グリップ
上記の2点さえ意識しておけば問題ありません。
なかには、パワーが出やすいようにあえて重いスティックを選ぶ人もいますが「重い=パワー」と考えるのは間違いです。
そもそも、ドラムで大きな音を出すのに、パワーは必要なく、手首や腕などの柔らかい動きが大事になります。
その点で考えると、筋肉が硬い男性よりも、むしろしなやなな女性の方が迫力のあるドラムを叩けると言えるでしょう。
女性は、女性であるそのしなやかさを活用できるスティックを選んでください。
以下で、3つの点を重視するべきなのか、解説します。
軽さ
女性は、できるだけ軽いスティックを使った方が良いです。
先述したように、女性はできるだけしなやかな動きを活用した方が良いので、無理に重いスティックを選ぶ必要はありません。
無理に重いスティックを選んでしまうと、腕でスティックを振るような癖もつきやすいので、軽いものを選びましょう。
楽器屋さんで、実際に持ってみて「軽い」と感じる位で良いです。
細さ
細さは、単純に自分の手の大きさに合うものが良いです。
あまりにも細すぎても握りにくいですし、太いと手から抜けやすくなります。
「握りやすい」の感覚は人それぞれなので、楽器屋さんで握ってみましょう。
「こうでなければならない」という決まりはないので、自分の感覚で問題ありません。
グリップ
グリップは、握る部分を指します。
スティックによって、グリップも様々で、ツルツルしたものから滑り止め加工してあるものもあります。
グリップに関しても自分の好き嫌いですが、女性なら滑り止めがある方がおすすめです。
男性と比べれば握力は弱いので、女性の方が演奏中にスティックが抜けてしまう可能性があります。
握力に自信がない女性は、滑り止め加工もしくは少しザラつきのあるようなスティックを選びましょう。
ただし、滑り止め加工のものは、手に豆ができやすいです。
できるだけケガなどをしたくない女性は、ツルツルのものでも構いません。
ドラムスティックは自分に合ったものを見つけましょう
今回は女性がドラムスティックを選ぶ上でのポイントを解説しましたが、実際に「どのスティックを選ぶべき」という紹介は、あえて避けました。
なぜなら、ドラムスティックの種類はとても多いからです。
ブログであえて「どこどこのメーカーのこのスティック」と書いても、幅広い種類の一つでしかありません。
また、結果的には自身の握ったときの感覚によるので、ポイントだけを意識して、選んでみてください。
ちなみにスティックについては、過去にも記事を書いていますので、参考にしてください。
また、アッシュドラムスタジオでは、ドラムレッスンを行っています。
「女性でもドラムが叩けるかな……」と不安な方でも問題ありません。
むしろ、アッシュドラムスタジオは、女性の生徒さんが多いです。
もちろん初心者も歓迎!
レッスンを受けるなかで、スティックはもちろん、その他のドラム機材について質問があれば、気軽に話してくださいね!
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
※スタジオは、以下動画のように徹底的に除菌しています。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
- カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
- アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。
※記事内で使用されている画像は、コロナ禍前に撮影された写真です。