これまでのブログで、耳コピ上達の仕方として、「カウント」が大事とお伝えしてきました。
前回ではカウントの仕方として英語と日本語の
・8部音符カウント
・16部音符カウント
を紹介しましたが、今回は日本語の16部音符のカウントを使って良くフィルインに使われる4つのフレーズを叩く方法を紹介していきます。
実際にフレーズとカウントの関係性がわかってくると、耳コピの際にフィルインの中に隠れる「小さな間」(≒休符)に気づき、更にその「間」がどのくらいの長さがあるのかの理解に繋がります。
ドラム初心者や初級者の方は、意外とその「小さな間」を見逃しがちです。
せっかく耳コピしたフィルインも何となくその「間」が正確にわかっていないと、曲と一緒に演奏した時にタイミングがずれてしまう事がよく起こります。
今回はその4つのフレーズにある「小さな間」に気をつけながら、カウントとフレーズの関係性も合わせて紹介していきます。
まずは全く「間」がないフレーズの紹介です。
下記のように、16分音符のカウント全てのタイミングで叩くフレーズとなります。
「1(い) ち と お 2(に) い と お 3(さ) ん と お 4(し) い と お」
まずはこれでカウント1文字ずつ声を出して数えながら、フレーズを叩く練習をしてみます。
カウントと叩く音符がずれないように注意して叩いてみましょう。
またこの譜面上では
・赤の枠 スネア(五線譜の下から数えて3〜4本目の間の音符)
・緑の枠 ハイタム(五線譜の下から数えて4〜5本目の間の音符)
・水色の枠 ロータム(五線譜の下から数えて4本目に重なった音符)
・黄色の枠 フロアタム(五線譜の下から数えて2〜3本目の間の音符)
を示しています。
タムに移動すると腕を振る感触がスネアの時と変わるので、カウントと叩くタイミングを合わせるように気をつけましょう。
カウントの4つ目、「お」に「間」があるフレーズです。
カウントのタイミングを一定にして声を出しながら、カウントに手を合わせて叩くようにしましょう。
手順で迷った場合は一旦(右-左-右-休)でやってみましょう。
左右逆でも問題ありません。
カウントの2つ目、「(ち)、(い)、(ん)、(い)」に「間」があるフレーズです。
こちらも、カウントのタイミングを一定にして声を出しながら、カウントに手を合わせて叩くようにしましょう。
手順は一旦(右-休-右-左)でやってみましょう。
左右逆でも大丈夫です。
カウントの3つ目「と」に「間」があるフレーズです。
ここまでと同様に、カウントのタイミングを一定にして声を出しながら、カウントに手を合わせて叩くようにしましょう。
手順は一旦(右-左-休-左 左右逆可) ですが手順を気にするとタイミングがよく狂ってしまうのがこのフレーズの難しさです。
先にカウントと音の出るタイミングが理解できてから、手順はその後気にするようにしましょう。
カウントの1つ目 (1、2、3、4)に「間」があるフレーズです。
こちらも、ここまでと同様にカウントのタイミングを一定にして声を出しながら、カウントに手を合わせて叩くようにします。
手順は一旦(休-左-右-左 左右逆可) です。
最初に「間」が来るのでそのタイミングを正確に取るために、カウントを言いながら埋めてあげましょう。
うまくいかない場合は、「間」の所にバスドラムを入れてタイミングを掴んでも良いです。
慣れてきたらバスドラムは抜きます。
実はここまで紹介したフレーズは2024年11月のブログで紹介したフレーズと同じものになります。
>ドラマーの楽譜の読み方|初心者ドラマーが間違いやすい音符の形
そこでは「間違えやすい音符の形」として紹介していましたが、今回紹介したカウントをしながら叩き方が身につくと、自然とあまり間違えなくなるようになりますので、頑張ってトライしてみましょう。
ここでは、分かりやすいように同じフレーズを連続で叩きながら、叩く場所だけ1拍ずつ変えていますが、実際のフィルインはもっと複雑にできています。
そのため、上記のフレーズに慣れてきたら、フレーズを自分で色々ミックスしたり、叩く場所を1拍だけ変えみたり、カウントの1個目だけ同じ所を叩くようにしてみたり、だんだん幅を広げてみましょう。
そうすると、実際に色々な曲中で叩かれているフィルインの状態に近くなってきます。
それらをカウントと一緒に叩くことで、聞く力が養われ、耳コピのスピードも次第に早くなっていきます。
「自分の叩きたい曲中のフィルインがどうやってるのか耳コピできない」
「譜面はあるけどどう叩けば良いのか、音のイメージが湧かない」
「耳コピはできてタイミングも分かるけど、手順が毎回変わってしまってうまく練習できない」
などのお悩みがある方は是非アッシュドラムスタジオへご相談ください。
何故出来ないか?それぞれのお悩みのポイントは分かりやすく、また分解してゆっくり説明させていただきます。

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。
初心者の方で段々譜面を見て叩けるようになってくると、自分の好きな曲やネットなどで紹介されている「初心者でも叩ける曲」などに、挑戦してみるのも上達のためには欠かせません。
そんな時よく聞くのが「パターンは読めるけど譜面にあるフィルインが読めません……」という声です。
フィルインを読む際にはいくつかポイントがありますが、今回はそのポイントを紹介していきます。
フィルインは短いフレーズのものから1小節、長いものになると数小節にわたる場合もあります。
その中にはタム・バスドラム・シンバルを叩くものもあり、音符が五線譜の中で上下に動き、目で追うのが大変です。
そうすると「どのタムを叩くの?」というのが先行してしまい、演奏するフレーズの叩くタイミングが見過ごされがちになります。
そんな時は、まず叩くフィルインのタイミングを先に理解するようにしましょう。
そのために、タムで書いてある音符は全部スネアに置き換えて、一旦スネアだけで叩けるようにします。
フィルインが正確にどのタイミングで演奏されているかを、まずはスネアだけで演奏し耳・頭・体に憶えさせましょう。
スネアでフィルインのタイミングを理解した後に、譜面に書かれているタム・バスドラム・シンバルに順番に置き換えていきましょう。
その際に一気に置き換えるのではなく、まずは1拍(4分音符1個分)だけ、その後2拍目…というふうに順番に置き換える拍を伸ばして行きます。
この時タムなどへ手を移動が起こるため、いきなり原曲のテンポで演奏するのは難しいです。
もどかしいとは思いますが、まずは自分の頭と体がついていくテンポでいいのでゆっくり始めてみましょう。
その際にスネアのみで演奏していた時に憶えたフィルインのタイミングをそっくりそのまま遅くします。
叩けるところだけ早く、出来ないところは急にゆっくりするのはNGです。
全体を通して、ゆっくりならゆっくりの同じテンポで演奏してあげます。
曲を演奏する際には、 リズムパターン 〜 フィルイン 〜 リズムパターン と演奏するケースがほとんどですので、今度は前後のリズムパターンも合わせて練習してみましょう。
その際注意したいのはリズムパターンとフィルインのテンポを合わせる事です。
練習しているフィルインが「まだ曲のテンポに合わないけど、一応ゆっくりなら叩ける」という状況で起こりやすいのが、 リズムパターンは曲と同じテンポでフィルの時だけゆっくり叩いてしまう、というケースです。
こうなってしまうとパターンからフィルインへの流れが不自然となり、曲の中で叩くイメージがいつまでたって身につきません。
その際はリズムパターンのテンポを落としてフィルインに合わせてあげましょう。
そしてリズムパターンからフィルインまでを滞りなく演奏できるように練習してあげます。
特に切り換え部分はスムーズにいくテンポでまずは練習してみましょう。
ここももどかしいとは思いますが、最初はゆっくり、そして段々テンポを曲に近づけて行きましょう。
曲のイメージがあるので最初はスネアだけで叩いたり、ゆっくりフィルインやリズムパターンを練習するのは頭がついてこないかもしれません。
しかし、カッコよく叩くフィルインも最初はただ1発スネア叩く所から始まります。
そこから徐々に色々なタムやシンバルなどにつながって行きますので、一つずつ丁寧に進めていくのが一番の近道だったりします。
また頭と体が理解できていないフィルインはどうしても雑になりがちです。
「自分は叩けるから大丈夫」と過信・慢心せずに、他のバンドメンバーと気持ちよく演奏する為にもコツコツと練習してみましょう。
「譜面に書いてあるフィルインが叩けない」
「一応叩けるけど曲に合わせるとどうしても上手くいかない」
「フィルインに書いてあるスネア〜タム〜バスドラムのコンビネーションが出来ない」
などでお困りの方は是非ご相談ください。
フィルインの読み方からフレーズの捉え方、フィジカル面での練習の仕方まで丁寧に指導させていただきます。

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
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ドラムを少しでも叩いた経験のある人は「フィルイン」という用語を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「あの曲のあそこのフィルインが~……」とか、なかには「フィルが~……」と言っているのを聞いたことがあるかもしれません。
しかし、ドラム初心者やこれからドラムを始める人にとっては「フィルインってなに?」の状態ですよね。
そこで、今回は「フィルイン」について解説します。
フィルインに関してwikipediaで調べると、以下のような説明があります。
フィルイン(Fill-In、「埋める」の意)とは、主にドラムセット(広義ではギターやピアノ等の伴奏も含まれる)における演奏技法である。 一定のパターン演奏を繰り返す中でパターンの最後、もしくは楽曲の繋ぎ目の1~2小節で即興的な演奏を入れ、変化をつけることを指し、楽曲のスパイス的な意味合いから日本ではオカズと呼ばれる。
引用:wikiepedia
wikipediaに記載してあるとおり、フィルインは「オカズ」とも呼ばれています。
「つまりどういう意味?」と思う人もいるでしょう。
簡単に言えば、曲のつなぎ目の「タカタカタカタカ」や「タカトン」のような部分です。
楽譜で見ると、以下の赤丸の部分がフィルインになります。
若干の語弊はありますが、物凄く簡単にわかりやすく言うなら、基本のビートと変わる部分がフィルインとも言えます。
では「フィルインって決まった叩き方のことを呼ぶの?」と思う人もいるかもしれませんが、それはNOです。
フィルインは、基本的に自由。
「タカタカドゴドゴ」もあれば「タカドッタッド」のようなフィルインもあります。
曲に合わせたフィルインを入れるのも、ドラマーの技術です。
色んなフィルインがパっと頭に浮かんだり、浮かんだものをその場で実行できると「引き出しの多いドラマー」や「センスの良いドラマー」と言われます。
では、フィルインをどのように覚えるのかと言うと、色んな曲のコピーです。
自分だけでフィルインを入れようとすると、最初のうちは「タカタカドゴドゴ」のような単調なフィルインしか浮かびません。
色んなプロの曲をコピーしていると、自分では考えつかないようなフィルインも沢山出てきます。
多くの曲を練習しているうちに、自分の引き出しになっていくでしょう。
ちなみに、この「フィルイン」は、ドラムが目立つ部分でもあります。
ぜひ沢山の曲を練習して、フィルインでドラムのかっこよさを際立たせてください。
フィルインはドラムの見せ場です。
普段は寡黙にビートを刻み、ここぞというときに見せるフィルインは、ドラムだからこそ見せられるカッコイイ部分。
だからこそ、フィルインの引き出しは多く、どんなフィルインでも叩けるようにしておく必要があります。
せっかくの見せ場なので、毎回「タカタカタカタカ」など、ドラムロールだけではもったいないです。
アッシュドラム教室では、そんなかっこいいドラムを叩けるように練習します。
基本のビートはもちろん、さまざまなフィルインのパターン、また「この曲のこのフィルインを叩けるようになりたい」といった要望があれば、集中的にレッスンを行います!
もちろん、覚えたい曲があれば、1曲丸々集中的に練習することも可能です。

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
※スタジオは、以下動画のように徹底的に除菌しています。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。
※記事内で使用されている画像は、コロナ禍前に撮影された写真です。