ドラムの上級者になってくると、曲の色々な場面で適切な音量や音色を使い分けて演奏出来るようになってきます。

しかし経験の少ない初心者や初級者ドラマーの方達は、そこまで気が回らない、また、音色や音量の変え方がわからない方も多いかと思います。

そこで今回は「どの曲を叩いても自分のドラムの音が同じに聞こえる…」と悩んでいる方に向けて、ハイハットの叩き方や音色の変え方をお伝えします。

 

1.スティックのショルダー部分、上下のハイハットが重なっている部分を叩く

オーソドックスな叩き方です。

ハイハットを閉じている時、また開いている時も1番音量が出るので、基本として覚えておきたい叩き方の一つです。

 

2.スティックのチップの部分で上のハイハットのみを叩く

スティックの先端部、「チップ」と言われる部分で、上のハイハットの平たくなっている部分を叩いてみましょう。

1で紹介した叩き方よりもボリュームが抑えられ、音色も「ジャッ」というよりも「チッ」と鳴り、上品に聞こえます。

バラードなどの静かな雰囲気の曲を演奏する時にマッチしやすい叩き方です。

 

3.1と2を交互に使ってみる

上に挙げた2つの叩き方を交互にやってみると 音色としては「ジャッ, チッ, ジャッ, チッ」となり、ハイハットの音色が一定でありながらも常に変化が付きます。

ロックを演奏する時などには曲が前に進んで行く「ドライブ感」が生まれます。

叩き方に関しては以前こちらでも紹介してありますので、参考にしてください。

ドラムで速い8ビートに挑戦しよう

 

また叩き方を反対にして「チッ, ジャッ, チッ, ジャッ」とするといわゆる「裏打ち」のリズムに変わります。

裏拍にアクセントがつくので4つ打ち系のダンスビートやレゲエ・スカなどのジャンルに適した演奏方法になります。

この交互に叩く方法は習得までは時間がかかると思いますので、じっくり手の動きだけを練習してからバスドラムやスネアを入れてみましょう。

特にバスドラムが入った際に手の動きが吊られないよう注意が必要です。

 

4.ハーフオープン

左足のつま先を少しだけ浮かせてハイハットを叩くと「ハーフオープン」という奏法になります。

曲の途中のギターソロや、終盤に向かって盛り上がっているセクション、また初めから大音量で始まる曲など、とにかく音量を出したい場面で活躍する奏法です。

スティックの当て方は、1.で紹介したスティックのショルダー部分をハイハットの重なっている部分目掛けて当てます。

またハイハットの開け幅は叩いた時に、

・上下のハイハットが揺れながら重なり合っている
・音がよく伸びる

というのを目安に大体2〜3ミリ開けていれば充分です。

それ以上開けてしまうと上下のハイハットが単体で鳴ってしまい、良い音色では音量が稼げなくなりますので注意しましょう。

 

5.オープン

オープンのサウンドは先ほど紹介したハーフオープンの時よりも更に2〜3ミリ開け幅を広げて、オープンの音をもっと強調します。

エイトビートの際の2&4拍目のスネアの前後に単発で入れみるとスネアの音が引き立ったり、ダンスビート系の4つ打ち裏打ち系のパターンでバスドラムの間に入れ続けると「ドッチータッチードッチータッチー」と聞こえるあのリズムパターンが再現できます。

 

ハイハットだけでもノリが大きく変わる

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代表的なハイハットの奏法をいくつか挙げてみました。

スティックの当て方や左足の使い方1つででハイハットの音色が変わり、曲中の場面でどれが合うかを考えるのも良いと思います。

また良く音楽を聞いて、どんな場面でどんな音色が使われているかも聞き比べられると面白いですね。

 

アッシュドラムスタジオではレッスン中に実際講師が初心者・初級者の生徒様にハイハットの音色の出し方を紹介してみると、皆様目から鱗が落ちたように納得される場面を何度も拝見しました。

それだけ初めのうちは中々気づかない音の出し方の世界。

宜しければお悩み中の方は一度当スタジオまでご相談ください。

 

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

 アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
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45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。

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現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。

 

現役プロドラマーの完全個人ドラムレッスン教室

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レッスン代・テキスト代・スタジオ代は一切かかりません。
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 ドラムをやっている人が色々な曲を聴いたり練習するうちに必ず遭遇するテクニックの一つに、ハイハットを開けたり閉じたりする「ハイハットオープン・クローズ」と言うものがあります。

たとえば、以下の曲で使われているのが「オープン・クローズ」です。

・
「ダンスホール」by Mrs. Green Apple 
1:02〜1:24

 ・
「more than words」 by 羊文学 0:43〜1:44


 

 ここで紹介した曲中で出てくるパターンは

 


・裏打ちのパターン

・ダンスビート(ディスコビート)

・「ドッチータッチー」のパターン

 

などと言われたりします。

ハイハットのオープンの音がバスドラムとバスドラムの間にずっと鳴っているのが特徴です。

ドラムパターンとしては50年近く使われていますが、未だカッコいいパターンとして愛され続けています。

初心者からすると難しく感じるかもしれませんが、ネットなどでは初心者でも叩けるパターンとして取り上げられたりしていますし、効率の良い順番で練習すれば叩けるようになります。

今回は、このオープンクローズを効率良く叩けるようになるコツをお伝えしていきます。

1.左足を上下に動かしてハイハットを動かしてみる

まずハイハットオープンで必要不可欠なのは、「左足」を使う事です。

左足の踵をハイハットのペダルにつけたまま、カウントの「1 2 3 4」に合わせて爪先を上下に動かします。

この時「1 2 3 4」のタイミングでハイハットが閉じるように=爪先を下へ降ろします。


逆に言うとカウントしている数字と数字の間はハイハットを開ける=爪先を上げるようにします。

カウントの仕方を「1 2 3 4」から「1 と 2 と 3 と 4 と」に変えて、「と」を言うタイミングで爪先をあげるようにしましょう。


2.バスドラムもハイハットと一緒に音を出してみる

ハイハットが動かせるようになったら今度は、バスドラムも一緒に音を出してみましょう。

バスドラムの音を出すタイミングはカウントの「1 2 3 4」になります。

前述のハイハットが閉じるタイミングと同時にバスドラムの音を出してあげます。

ハイハットを閉じた時の「チッ」と言う音と、バスドラムの「ドン」と言う音が同時に出るようにカウントに合わせて練習してみましょう。

3.右手でハイハットを叩く

両足の動きが出来るようになったら、今度は右手でハイハットを叩いてみます。

両足の動きはそのままで、右ではカウントの「1 と 2 と 3 と 4 と」に合わせてハイハットを叩きます。
(右での動きは、いわゆる8ビートを叩く時と同じ感じ(回数)で叩く事になります。)

上手くいくと、カウントの「と」のタイミングでハイハットのオープンの音が聞こえてくるはずです。

4.左でスネアを叩く

最後にスネアを足してあげます。

タイミングはカウントの「2」と「4」で左手でスネアを叩いてあげます。

この「2」と「4」のタイミングで、ハイハットの「チッ」、バスドラムの「ドン」、スネアの「タ」の音が同時に鳴る事になります。

特に初心者の方に多く見られるのが、バスドラムを踏み損ねて音が出ていない現象です。

スネアとバスドラムが同時に出るタイミングで足が遠慮してお休みしないように心がけましょう。

これで裏打ちのパターンはひとまず完成になります!!

左足の脛(スネ)が痛くなった場合の練習法

ドラム初心者・初級者の方で、よく起こるのが「左足の脛が痛い!!」という問題です。


解決方法はとりあえず慣れるまで練習というのが一般的ですが、なるべく痛くならないような方法をいくつか紹介していきます。

 

・左足の爪先を必要以上に上げない!!

ハイハットを開ける際に良く見られるのが、左足の爪先を必要以上に上げてしまって脛(スネ)に余計な負担をかけているケースです。

爪先をあげる際に、ハイハットペダルから爪先が離れる程上げてしまっている場合は余計な負担がかかっています。


足の裏は爪先も含めて常にペダルにくっつけながら上にあげるように心掛けましょう。

ハイハットはバネの力で開くように設計されています。

実際はそのバネの力を利用してハイハットは開くので、「その力を上手く利用する=自力で開けようとせずバネに任せる」ぐらいの力加減、で上下させましょう。

・ハイハットを開ける幅は1cmぐらいで十分

上下のハイハットを切り離した音を出す必要はありません。

ハイハットオープンの音は、上下のハイハットが微妙に重なり合ってる音がキレイな音とされています。

気持ち的に1cmぐらいハイハットを開けた音が綺麗なハイハットオープンの音になりますので、それほど脛(スネ)に負担はかからないはずです。


微妙な上下運動に慣れるまでは少し時間がかかりますが、「あ、そんなもんで良いんだ」と気づくと左足はとても楽になるはずです。

ハイハットのオープン・クローズが上手くいかない!そんな場合はご相談を!

テンポが速くなったり、ハイハットオープンの音を強調したかったりする場合は別の叩き方がありますが、今回は初心者・初級者の方でも分かりやすい方法を紹介しました。

裏打ちのパターンを叩いたことがないけど早く習得したい方は是非試してみてください。

 

上手くいかない場合は是非アッシュドラムスタジオへお問い合わせください。

他にもハイハットオープン・クローズの為の左足の使い方のコツなど丁寧に指導させていただきます。

 

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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前回、ドラムセッティングの基本として「イス・ペダル・スネア」の調整方法を解説しました。

ドラムセッティングの基本【イス・ペダル・スネア】

 

今回は、その続編として「ハイハット・タムタム・フロアタム」のセッティング方法について解説します。

 

ハイハットのセッティング

まず、ハイハットの仕組みから説明します。

ハイハットは、上下に2枚のシンバルが組み合わさる形になっています。

初心者の場合はあまりいじることはないと思うので、基本的には2枚のシンバルを外さずにそのままにしておきましょう。

高さの調整については、以下画像、赤丸部分のネジをゆるめます。hi

このとき、シャフトの部分をしっかり持っておかないと、ガクン!と勢いよくシャフトが下がってしまうので注意してください。

この点に注意しながら高さを調節すれば、完了です。

 

タムタムのセッティング

タムタムの高さと角度の調節方法について解説します。

まず、高さについては、タムタムの下、バスドラムからシャフトで繋がっている部分のネジを緩めて調節します。

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次に、タムの角度ですが、画像の部分のネジを緩めて調整します。

メーカーによってはチューニングキーが必要なケースもあります。

ネジを緩めて角度が決まったらネジを締めてあげれば完了です。

また、画像位置のネジを緩めると、タムの角度を横方向に変えられます。

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ただし、ここのネジはシャフトとつなぐための役割も果たしています。

あまりにも緩めすぎるとシャフトからタムが抜けてしまうので注意してください。

 

フロアタムのセッティング

フロアタムの高さの調節方法について解説します。

フロアタムは、3本のシャフトがついており、それぞれのシャフトで高さを調節できます。

画像位置にネジがついているので、ネジを緩めて調節していきましょう。

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高さが決まったらネジを締めます。

このとき、すべてのシャフトの高さを均一にする必要はありません。

たとえば、少し角度をつけたいときには、1本を高い位置にして、対角線にある反対のシャフトを低くすれば角度がつきます。

このような流れで、フロアタムを叩きやすい角度や高さに調節してください。

 

セッティングから学びたい方はアッシュドラムスタジオへお越しください

今回の内容は、以下の動画でも解説しておりますので、文字だけで分かりづらい場合は動画も確認してください。

10分程度の短い時間なので、気軽にみられると思います。

 

そのほかにも、アッシュドラムチャンネルでは初心者に役立つドラムの知識を発信していますので、ぜひチャンネル登録もお願いします。

アッシュドラムスタジオチャンネル

さらに、セッティングだけではなく、上手に叩くコツを知りたい!と思った方は、ぜひアッシュドラムスタジオへ起こしください。

初心者からでも学べるドラム教室ですので、気軽に通えます。

無料レッスンもおこなっているので、ぜひ一度体験してみてください。

 

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

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高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
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