ドラムブログ

ドラムの音色の変え方や叩き方について(クラッシュシンバル編)


2026.02.15

ドラムブログ

以前のブログではハイハットやスネアの音色の変え方について紹介してきました。

ドラムの音色の変え方や叩き方について(スネア編)
ドラムの音色の変え方について(ハイハット編)

今回は「基本的なクラッシュシンバルの叩き方、曲の雰囲気を彩る叩き方、音色の変え方」について紹介していきます。

 

クラッシュシンバルはどれ?

クラッシュシンバルは一般的に、ドラムセットに座って左前方、また右側前方の1番高い位置にセッティングされています。

赤い丸で囲われているのがクラッシュシンバルです。

(※ライドシンバルと混同しないように注意が必要です!!シンバルが3枚セッティングしてある場合、一番大きいのがライドシンバルと思っておきましょう。)

写真1

 

ドラムセットの中では1番高い音が出る楽器です。

主に使われるタイミングは以下の4つ。

・曲中のAメロからBメロに変わるなど、曲に変化が付くタイミングで「変わりますよー」という合図。

・パターンを叩く際にハイハットではなく、クラッシュシンバルを叩いて大音量で盛り上げる。

・バンドの他の楽器の人達と決まった同じフレーズを演奏する際、そのフレーズの中でクラッシュシンバルを叩いて派手に演出する。


・バラードなどで小音量でオシャレに叩いて曲に彩りを添える。

など、曲調によって使い方は様々です。

 

クラッシュシンバルをジャーンと鳴らす

まずは一発、思いっきり叩いてみましょう。

写真2

スティックのショルダー(テーパードされている部分)をクラッシュシンバルの端に、大体45度ぐらいの角度で当てるのが一般的な叩き方です。

 

写真3上記のようにシンバルにスティックを直角に充てると、ひび割れの原因になりますので注意してください。

対策として、セッティングの際に角度、スタンドを置く位置、高さなどを調整して直角にならないようにしましょう。

 

■シンバルを叩いたときの腕の使い方

シンバルを叩く時には、腕を素早く振ります。

そして、スティックがシンバルに当たった後には、少しスティックを上に逃してあげましょう。

何故かというと、腕とスティックが叩いたその場にずっとあると、揺れて戻ってきたシンバルにまた当たってしまい余計な音が出る可能性があるからです。

 

バスドラムやスネアと一緒に鳴らす

クラッシュシンバルだけ叩くと意外と迫力がありません。

迫力のある音は低音が鍵になりますが、シンバル単体だと高音の成分しか鳴りません。

曲の変わり目の合図や、フレーズを印象付ける為に叩く際にはバスドラムやスネアと同時にクラッシュシンバルを叩くと効果的に聞こえます。

 

シンバルで色々な音を出してみる

写真4

クラッシュシンバルは「ジャーン」という音の他にも音色があります。

クラッシュシンバルの上面、湾曲している部分をスティックのチップの部分で叩いてみると、「チーン」と透き通った音が出ます。

バンドでリハーサルをしているとたまに「曲のここの部分は、シンバルでなんかオシャレに叩いて」とバンドメンバーに言われる事があります。

その際にはシンバルの上面の部分を使ってみましょう。

叩く際のコツは「そうっと叩く」です。

あまりスティックを振り上げず、チョンチョンと当てる感じで演奏します。

またダブルストロークやロールといったテクニックが使えるようになると、「シャラシャラシャラーーン」という音が出せるようになります。

シンバルロールと言われたりしますが、シンバルでオシャレな感じを出すのに最適です。

シンバルロールはテクニック的には難しいので、まずは小さく細かく手を振りながらシンバルの音が切れないように音を出す練習をしてみましょう。

クラッシュシンバルだけで無く、ライドシンバルやハイハットでもオシャレな音が出ますので、是非他のシンバルでも試してみましょう。

 

シンバルの叩く箇所を変えてみる

写真5

写真6

写真7

クラッシュシンバルだけでなく、シンバル全般は通常中心の音が1番高く、端へ行くにつれて低音の成分が増えてきます。

なのでシンバルの叩く箇所を変えると色々な音が出てきます。

例えばクラッシュシンバルの中心から叩き始め、段々端の方をスティックを移動させ、最後はスティックのショルダー部分でシンバルの端を叩いてあげると、音色がクレッシェンド(だんだん大きく)になります。

「ここ以外は絶対叩いてはいけません!この叩き方以外はやめましょう!」というのが無いのが打楽器の良い所です。

「スティックの握り方、当て方、強弱」を変えてもシンバルの響きが変化します。

それが叩く箇所の分だけあるので音色は無限です。

違った音を判別する耳も色々試すうちに養われていきます。

まずは「この音おもしろーい!」という所から気軽に始めて貰えればと思います。

 

クラッシュシンバルの取り扱いは注意が必要!!

クラッシュシンバルはドラムセットの中では1番脆く、力んで叩くとひび割れたり、壊れたりしてしまう楽器です。

取り扱いや演奏の仕方は充分注意して練習してみてください。

より深く具体的にシンバルの叩き方を教わりたい方は、ぜひ無料レッスンにお越しください。

 

 

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

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