前回のブログでは「ドラムってどのくらい叩けると一人前なの? (8ビート編)」 として8ビートに絞ってのブログを書きました。
今回は16ビートに焦点を当て「一人前のドラマーの目安としてどのくらいまで叩けると良いか、どのくらいの知識があると良いか」の目安を書いていきます。
16ビートとは
16ビートとは16分音符を基調とした音符で構成されているリズムのことです。(※ただしこの呼び名は日本でしか使われていませんのでご注意ください。)
イメージとしては8ビートの倍、音符の数が増えることになるので、より叩く内容が多く複雑になっていきます。
16分音符のハイハットを片手で叩くか両手で叩くか

写真には2種類のパターンがあり、どちらもハイハットが16分音符で書かれています。
一見同じように見えますが、スネアの表記の上にハイハットが有るのが左側、無いのが右側となります。
片手でハイハット16分音符を叩く場合
左側のパターンではダウンーアップストロークを駆使して片手でハイハットを叩きながらバスドラムやスネアを入れていきます。
バラードからファンクというジャンルなどで使われるパターンとして良く用いられますが、 テンポとしては50〜85ぐらいまで安定して5分ぐらい叩けると良いでしょう。
両手でハイハット16分音符を叩く場合
右側のパターンではハイハットをオルタネイトスティッキングで演奏します。(右ー左、もしくは左ー右)その際、スネアを叩くのもその手順に含まれるので、ハイハットとスネアを同時に叩くことはありません。
使われる場面としては、前述した片手でハイハットを叩く時のマックスのテンポを越えた場合です。
両手で叩かないと間に合わないといったケースで登場します。 なので最も遅いテンポで85、そこから150〜160ぐらいまで叩けるようになると良いと思います。
ハイハットのバリエーション
16分音符を基調としたパターンの中にはハイハットが以下のようなパターンになっている物もよく見られます。

前述したパターンではハイハットの16分音符が隙間なく入っていましたが、こちらの2つのパターンでは歯抜けの状態になっています。
4回叩くうちの1回分どこか抜けているという感じで、音が少なくなって簡単かもと思いきや、こちらの方が難易度は高くなります。
音が抜ける事でより複雑みが増し、パターンの聞こえ方としてもよりリズミカルに聞こえてきます。
こちらも片手で叩く場合と両手のオルタネイトスティッキングで叩く場合があります。
シェイク・ブレイクビーツと言われるパターン
16ビートのリズムパターンの中でもスネアが随所に散りばめられたパターンが あります。
呼び名としてはシェイクといったりブレイクビーツといったり、ジャンルによっても呼び名が変わるパターンですが、例として以下のようなものとなります。

音を聞くと皆さん必ず「聞いたことある!」というパターンです。
スネアを叩く数が多く、またタイミングも複雑になりますが「このパターンで叩かないとこの曲にならないんだよね」と言われますので是非押さえておきたい一つです。
こちらのテンポも80〜160ぐらいまで叩けるようになると良いでしょう。
バスドラムが16分音符のパターン
ここまで見てきたパターンのバスドラムは8分音符のみの登場でしたが、もちろんバスドラムが16分音符で演奏される場面もあります。
以下に例を挙げてみたので、見ていきましょう。

写真には左側と右側に3種類ずつパターンが書いてあります。
左右どちらも同じバスドラムのパターンが書いてあり16分音符が登場しています。
バスドラム=低音に16分音符が入ってくるとリズムが複雑に聞こえるようになり、よりリズミカルに、よりダンサブルになってきます。
また数字にダッシュがついている右側のパターン達はハイハットが8分音符になっています。
ハイハットが8分音符になっているからといって8ビートとなるわけではなく、パターン全体の中に16分音符が混じっていると、16ビートと考えられます。
この写真以外に組み合わせられるハイハットパターンとしては、
・前述した歯抜けのハイハットのパターン2種類
・4分音符のみ
・ダウンーアップ、アップーダウンストロークを駆使したパターン
・オープンやクローズ
など、が挙げられます。
その他にはライドシンバルで演奏される場合もあります。
全て現在聴かれている楽曲によく登場するものとなりますので、こちらも押さえておきたい所です。
これは大変だ!と気づいた方は是非ご相談ください

今回は16ビートに絞って一人前のドラマーの目安について書いてきましたが、書き切れていない事もたくさんあります。
ここまで読んでいただいた方々は「こんなにやる事があるの?」と 思われているかもしれませんが、実はまだまだあります。
反対に「じゃあこんなのもあると思うけどやらなくて良いのかな?」 と思っている場合は、全部やった方が良いです。必ずどこかで登場します。
とは言え、まずはやれる事、もしくはやってみたい事、好きな楽曲に使われているテクニックなどから切り崩してやっていくのがおすすめです。
それでもどこから手をつけて良いか分からないという方は、是非アッシュドラムスタジオに ご相談ください。
生徒様のレベルややりたい楽曲に合わせてレッスンの順番や組み立て方を 紹介しておりますので、安心して通っていただけます。
講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
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現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。










