ドラムを練習しているけど、
「自分の実力は他の人と比べてどうなのか?」
「もう一人前のドラマーですと胸を張って言えるだろうか?
」
と自分のドラムのレベルや立ち位置などを気にしてしまうのはとても自然なことです。
結論から言えば、「一人前のドラマーとして扱われるのはどのくらいのレベルか?」という明確な線引きはありません。
一人前と認めるのは自分では無く、一緒に演奏してるバンドメンバーや聞いてくれる観客です。
ただ、今回のブログではいわゆる一人前になる為に「自分がどのくらい叩けるようになったり、どんなドラムの知識を身につけていると良いか」について書いていきます。
自分のドラムのレベルの参考にもなるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ドラムの基本の「8ビート」について
8分音符を基調とした音符で構成されているリズムを「8ビート」と呼びます。(※ただしこの呼び名は日本でしか使われていませんのでご注意ください。)
ドラムを始めて叩く時には大体この8ビートから練習することが多いです。
譜面で表すと以下のようになります。

■テンポはどのくらいで叩けると良いか?
8ビートの汎用性はとても高く、バラードからアップテンポな曲まで様々な場面で使われます。
バラードや遅い曲のテンポの目安は大体60ぐらいです。
慣れてきたら5分間同じテンポで叩けるかをメトロノームに合わせて練習してみましょう。
5分間は平均的な1曲の長さより少しオーバーした時間ですが、このぐらいの時間安定したテンポで叩けないと一人前とは言えません。
また速い曲の部類の一番遅めのテンポとしては160ぐらいが目安となります。
こちらも同じく5分間継続して叩けるかがポイントです。
ドラマーの一人前の定義を「人前で数曲演奏する」と仮定すると、その数曲のうちに速い曲・遅い曲が組み込まれていたら、どちらも5分程度は叩けるようになっておくと安心です。
テンポだけで言うのならば 「60〜160」を目安にしておくと良いでしょう。
8ビートの種類について
8ビートの中でもハイハットやライドシンバルを叩く際に「4分音符」を使うことが多くあります。
譜面で表すと以下のようになります。

これらも良く使われる8ビートとして覚えておきましょう。
テンポは変わらず「60〜160」を目安に練習してください。
ハイハット・ライドシンバルを叩く回数が減るので楽になるかと思いきや、 遅く演奏する際にはテンポが安定しづらかったり、速い場合にはバスドラム釣られてハイハットを叩いてしまったりと、慣れるまでには練習が必要です。
8ビートを速く叩くため知っておくべきテクニック
テンポは目安として「60〜160」で叩けると良いと前述しましたが、 110〜120を超えるテンポになってくると必要になるテクニックがあります。
「ダウン・アップストローク」を交互に用いた叩き方です。
このテクニックが使えるようにならないと速い8ビートへの対応が難しいです。
さらにネックになりがちなのはバスドラム。
アップストロークのタイミングにバスドラムが入ってくると、慣れないうちは手が釣られてしまい勝手にダウンストロークになってしまいます。
バスドラムがどのタイミングにきてもダウンーアップを死守しながら練習しましょう。
慣れてくると驚くほど速く叩けるようになります。
またダウンーアップをひっくり返して、アップーダウンで叩くやり方もあります。
これは「裏打ち」と言われる8分音符の裏の音符にアクセントを入れて叩く奏法です。
これも必要なテクニックのうちの一つになります。
スネアドラムの叩き方について
スネアドラムの音の出し方をコントロールできるようになると、
「良いドラマーだな!」
と他のバンドメンバーからリスペクトされます。
以下では代表的な叩き方を紹介していきます。
■スティックのチップでスネアの真ん中を叩く
オーソドックスですが、常に一定の音量・強さで叩くのはなかなか大変です。
基本に忠実に正確に叩けるようになるだけでも、良いドラマーと言われやすくなります。
■オープンリムショット
オープンリムショットはスティックの腹の部分をスネアの縁(リム)に、チップの部分を打面に同時に当てるテクニックです。
同時に当たると縁・スネアの胴の部分・打面と全てが鳴りかなりパワフルな音色になります。
音量を出したい曲にはもってこいのテクニックです。
■クローズリムショット
クローズリムショットはスティックの腹部分をリムに当てて、「コツコツ」といったスティックの木の音を出します。
バラードや曲中の静かな場面で使われるケースが多いですが、これも知っておいた方が良いテクニックです。
8ビートのハイハット・ライドシンバル鳴らし方
ハイハットやライドシンバルは叩き方や叩く場所で表情を変えることができます。
まずはハイハット左足で締め具合・開け具合をコントロールすると以下のような音色で演奏できます。
・クローズ
・オープン
・ハーフオープン
・オープンクローズ
またハイハットの2枚重なっているエッジの部分にスティックのショルダー部分を当てるか、 ハイハットのトップの部分にスティックのチップの部分を当てるかでも音色が変わってきます。
曲の場面に合わせて叩き分けて、曲調に合った音色が出せるようになると良いです。
ライドシンバルですが、大きく分けて
・ボウ
・カップ
と呼ばれる部分を叩き分けて音色を変化させられます。
こちらも曲の場面に合わせて叩き分けて、曲調に合った音色が出せるようになると良いでしょう。
一人前のドラマーとしてさらにレベルアップを目指すなら!

1人前のドラマーとして知っておくべき知識や習得するべきテクニックについて8ビートに限定して紹介してきました。
今回はあえてドラムや音楽の専門用語などに詳しい説明は載せていません。
それらが理解できるか?知っているか?も一つの自分のレベルを測る目安になるからです。
ただ、専門的な用語を知らないからと言って悲観的なることは全くありません。
自分で調べるのも良いですし、また誰かに教えてもらうのも一つの選択肢です。
アッシュドラムスタジオではレッスンの中で今回紹介したテクニックや知識を織り交ぜてレッスンを行っています。
今回のブログを読んで疑問に思うことや、自分のレベルアップを計りたいと思う方は、是非一度当スタジオにお問い合わせいただければと思います。
講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
- カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
- アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。










