ドラムブログ

ドラム上達の6ステップ!階層に分けてわかりやすく解説

2026.03.15

ドラムブログ

昨今ではYouTubeやSNSの普及により人気曲をドラムで演奏している所謂「叩いてみた動画」や、トッププロによるワークショップや練習方法などに触れられる機会が増え、ドラムに憧れる人や始めてみたいと思う人達が増えているように感じます。

憧れるドラマーの動画や好きな曲の演奏を自分でもしてみたいと思うのは至極当然ですが、たどり着く為には幾つも身に付けなければいけないテクニックや知識などが隠れています。

そこで今回は、自分のドラムの目標にたどり着くために何が必要かを、建物の階層に例えて説明していきます。

入門(第一階層)

ドラムを叩く最初の入り口としてよく紹介されるのは「8ビート」と呼ばれる曲中で繰り返し演奏されるパターンです。

日本で聞かれるほとんどの曲のドラムはこの8ビート、または8ビートから派生されるパターンで構成されています。

初心者の方はまず8ビートを起点として学んでいきます。

またフィルインと呼ばれる物(イメージ的にはドラムがバカスカ叩いているフレーズ等の簡単な物)などもこの階層で触れていきます。

ここで叩けるようになるのはテンポで言うと大体60〜120ぐらいまでの低速層の曲です。

まずはここで自分のドラムに対する理想と実際叩いた時の現実が大きく離れている事に気づくかもしれません。

ジャンル(第二階層)

次の階層に上がると音楽のジャンル毎の部屋が待っています。

自分の音楽の趣味趣向によって開ける扉が変わり、ジャンル毎にドラムの叩き方も異なります。

第一階層でやってきた8ビートの延長で演奏できるのは「ロック、ポップス、ソウル、ファンク」などのジャンルになります。

反対に第一階層の延長で叩けないジャンルとしては「ジャズ、ラテン、レゲエ」や中東、東欧系の音楽などです。

よく「ジャズの演奏って難しいんでしょ?」と言われますが、その理由はは第一階層の内容では歯がたたず、一からドラムをやり直すイメージがあるからです。

叩きたいジャンルによってはジャズのように一から学び直しとなりますが、全くドラムに触れてない状態で始めるよりはアドバンテージがあるのも事実。

初めから叩きたいジャンルが決まっている場合は第二階層からスタートするのも一つの手です。

ボキャブラリー・パターンやフィルインの研究(第三階層)

第三階層では、叩くジャンルでよく使われるリズムパターンやフィルインなどを音楽を良く聴いて学んでいきます。

英語やフランス語の特有の「単語、表現、発音、リズム」があるのと同様、特定のジャンルには共通する「フレーズの叩き方、ニュアンス、発音方法」などがあります。

それらを音楽のボキャブラリーとして自分の中に蓄積していく事が大切です。

自分の好きなジャンルの色々な曲を叩いているうちに自然と身についていく場合もありますし、あえて片っ端から聴いて研究しながら耳を肥やしていく場合もあります。

ここでは耳を肥やして、自然とそれが演奏できるようになるのが重要です。

自分の好きなジャンルや曲で自由に演奏してみる(第四階層)

第四階層がほぼ目標と言って良いかもしれません。

ここまでくると自分の好きな曲でどんな演奏がされているか聴いて理解できるレベルに達しています。

原曲通りに演奏する事もできますし、第三階層で学んだボキャブラリーを活かして、同じ曲でも自分なりのアレンジを加えて演奏ができるようになっているかもしれません。

ただ、叩きたい曲のコピーばかりで音楽の見識が広がっていないと、もしかしたらここの階層には辿り着けない可能性も……。

そのような部分でつまづく場合は、叩くことだけでなく音楽の中でのドラムの役割も考えながら叩いてみると、オリジナリティ溢れる演奏ができるようになると思います。

さて、ここまですんなり来ればいいですが……。

実はそんなにすんなり階層を上がっていけないかもしれません。

なぜなら初心者・初級者には見えない「地下階層」が隠れているからです。

ドラム叩く際のストローク・アクセント(強弱)・手順・ルーディメンツ(地下一階層)

ここでの練習量が上の階層での習得スピード、精度、熟練度に影響してきます。

英語でアルファベットを発音したり書いたりするのと同様、ドラムのフレーズに対する腕や手の振り方や使い方、叩く手の順番などを理解しておかないと必ず途中で行き止まります。

もしどこかで行き止まったら、さらに基礎を深めるとテンポが安定して叩けたり、スピードが格段にアップしたりします。

面白い練習ではないかもしれませんが、練習方法やモチベーションの保ち方を工夫しながら取り組んでみましょう。

スティックの振り方・足の使い方(地下二階層)

更に基礎を深掘りしてみましょう。

地下二階層では、「腕や腿の上げ下げ、手首・足首の使い方、指1本ずつ、足先の動き」に至るまでじっくり自分の体と向き合います。

ここでは必要な動きと無駄な動きを精査し、体の使い方を最適化していきます。

地下一階層の練習が捗らない場合は、ここまで掘り下げて練習する必要が出てきます。

かなり時間はかかって回り道と思われるかもしれませんが、がむしゃらにやり続けても上手くいかない場合は、ここの階層での練習が一番の近道になります。

地道な練習を重ねることが大切

ここまでドラムの上達方法、どのように自分のドラムの目標に到達するかを階層に分けて書いてきました。

階層といっても殆どの場合は順番に階を登っていくことは無く、各階層を行ったり来たりしながら、徐々に自分のレベルを上げていきます。

また今回は初心者や初級者の方がイメージしやすいように書いてみましたが、その他の階層も隠れているかもしれません。

何事も一朝一夕には上手くいかず、その過程を楽しみながら上達していっていただければと思います。

アッシュドラムスタジオでは、生徒様のレベルややりたい事にに合わせてカリキュラムを組んだり、練習方法をご提案したりと柔軟に対応させていただいております。

「今自分のドラムに必要なものは何か?」などお困りの方は一度当スタジオにご相談ください。

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

 アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
  • 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
  • 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
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45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。

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