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バスドラム上達方法!足の使い方が上手くなる練習方法

2025.06.15

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ドラムの演奏を聴いてて迫力が凄い!と感じる演奏はバスドラムの音量が大きく作用しています。

バスドラムの音量がデカくて低音がお腹に響く!!といったドラムが演奏できると迫力がある演奏と感じられやすいです。(他にも色々な要因はありますが)

スティックを振る腕や手は普段から使っているのでコントロールもしやすいですが、足でのコントロールは手に比べると普段から繊細に動かす事も少ないので難しく、ただ力を入れれば大きい音が出るかと言われるとそうでもありません。

今回はバスドラムを演奏する際、足のコントロール力や音量を上げる為の効率の良い練習方法を3つ紹介していきます。またそれぞれの練習方法の動画もありますのであわせて見てみてください。

ヒールダウン

ヒールダウンはロックやポップスなどを演奏する時にはあまり使われない奏法で、初心者の方だとやった事ないという方も多いかと思います。

やってみると中々上手くはいかず苛立ってしまうかもしれませんが、上手くなるとバスドラムの音量・音質が確実に変わります。

 

練習方法は、足の「踵(カカト)」をペダルに付けっぱなしにしてビーター(ペダルについているフェルト製の先端部分の箇所)を振り子のように動かします。

ビーターがバスドラムに当たったらすぐに自分側に返ってくるように足に力を入れたり抜いたりしながらコントロールしてあげます。

この時、足裏がペダルのフットボードとピッタリくっついている状態をキープするのがコツです。

ドラム初心者の方がこの練習をするとまず痛くなるのが、「脛(スネ)」の筋肉になります。

脛の筋肉が鍛えられるとバスドラムの音が今まで「ボン」と鳴っていたとしたら、鍛えた後には「ゴッ!」という感じに変わります。

ヒールアップ

ヒールアップは、爪先はペダルについていて、逆に踵(カカト)がペダルから離れている状態で演奏する方法です。

ヒールアップの演奏方法も実は少し細かく分類できますが、今回その中でも膝から下だけ動かす方法を紹介します。

 

練習の仕方としては腿(モモ)を上半身に対して90度ぐらいになるまで持ち上げてその高さをキープします。

そのまま腿(モモ)を上げっぱなしにして、膝から下の部分だけを前後に動かし、ビーターを動かしていきます。

この時に腿(モモ)は動かさず、動くのは膝から爪先までの部分のみとなります。

ここで鍛えられるのは、腿(モモ)がバスドラムを演奏するのに充分な高さまですんなり上げらる筋肉と、膝から下の動きの滑らかさになります。

この練習がうまくいくと将来的にバスドラムを2連打する時などにスムーズに出来るようになります。

最初、腿(モモ)を上げっぱなしにしてその高さをキープするのに5秒も保てば良い方ですが、最終的には1〜2分を目指してやってみましょう。

 

腿(モモ)を上下に振る

今度は腿(モモ)を積極的にブンブン振ってバスドラムの音を出す練習をしてみましょう。

始める際は足をヒールダウンのポジションからスタートします。

そのまま足裏全体をフットボードからあまり離さずに腿(モモ)の力で足全体を引っ張り上げます。

普段バスドラムを演奏する時ぐらいまで腿(モモ)が上がったら、今度はすぐ腿(モモ)を落としてバスドラムの音を出します。

音が出たらまたすぐ引っ張り上げて〜また下げてを繰り返します。

腿(モモ)を上下させる際は、腿(モモ)以外の部位はなるべく脱力した状態を心がけましょう。

 

この練習は足先だけでバスドラムを演奏するのではなく、足全体(足の付け根から下全部)を使って音を出す練習になり、足全体の重さがペダルにかかるようになるので、音量が格段に上がります。

また腿(モモ)を上下に振る際に上半身も吊られてグラグラ動いてしまいますが、なるべくそうならないよう体幹部分は固定するイメージで練習しましょう。

バスドラムの足の練習方法で気をつけるポイント

紹介した練習方法を行う際に共通して気をつけるポイントがいくつかあります。

 

・足が必ずフットボードに触れているようにする。

足がフットボードから離れてしまうと途端にペダルのコントロールが失われてしまうので、必ず足裏もしくは爪先がペダルから離れないように練習しましょう。

 

・ビーターは振り子のように動かす。

ビーターがバスドラムの打面に当たって音が出た後、足が「もう音を出したから仕事は終了」と言わんばかりに動きが止まってしまいがちです。

ここでの練習では常にビーターを振り続け、音を出した後もビーターが打面から跳ね返って手前側に戻ってくるように〜跳ね返ってきたビーターをまた打面側へ戻しを連続で行い、振り子のように動かし途中で止まらないように注意しましょう。

ペダルと足が一体となって動く感覚が掴めるはずです。

 

・動かす部位と動かさない部位を意識する

この練習では足首は動かすけど腿は動かさない、腿は動かすけどその他の部位は脱力する、足は動いて体幹は動かないようキープなど、体を部位ごとに分けて考えながら練習するのがおすすめです。

 

・すぐには上手くなりません

今回ご紹介した練習方法は、残念ながら今日やったからといって明日すぐできるようになる物ではありません。

数週間〜数年単位で徐々に蓄積させていって足の動きの精度を上げていく練習となります。

最初のうちはすぐに疲れたり、使ってない足の筋肉を使うのでどこかしらが痛くなって諦めてしまいがちですが、長期間やる物だと思って最初はウォーミングアップに取り入れたりして短い時間から取り組んでみましょう。

バスドラムの上達方法、足の使い方でお悩みの方はアッシュドラムスタジオにご相談ください。

「バスドラムの音が上手く出ない」

「練習方法をやってみたけど、正しくできているかな?」

「自己流で練習して変な癖がつくのが怖い」

などバスドラムの演奏方法や足の使い方でお悩みの方は、一度体験レッスンにいらしてご相談ください。

生徒様の中には経験者でも一から足の使い方を見直して取り組んでいる方もいらっしゃいますし、また成果も少しずつ出ているようです。

この際に是非ご検討ください!

また、バスドラムの練習については、ぜひ以下の記事もご確認ください。

>バスドラムの音量が小さい…大きく迫力のある音を出すためには?

>8ビートで速い曲を叩くには?|バスドラムの踏み方の注意点

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

 アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

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45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。

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