ドラムブログ

ドラマーのカウントについて|曲を聞く時・ドラムを叩くときのポイント

2025.01.15

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自宅でのドラム練習なら電子ドラム|ドラム講師が解説する電子ドラムの選び方

曲を聞く時や、ドラムを叩く上で切っても切れない重要な事の一つに「カウント」があります。

カウントとはいわゆる「1 2 3 4」(ワン、ツー、スリー、フォー)です。

他の楽器の演奏にとっても重要なカウントですが、ドラムにとっては超大事な生命線です!!

はっきり言ってドラムを叩く時にカウントが正しく出来ると良い事しかありません!!

逆にカウントが出来ないと演奏する時に致命的なミスに繋がることもしばしば…。

また前回までのブログで耳コピについて紹介していましが、カウントが出来るようになると耳コピもとてもはかどります。

今回は音楽を聞く時のカウントの取り方についてのヒントをお伝えしていきます。

>【ドラム講師厳選】ドラム初心者の耳コピにおすすめの曲5選

 

曲を聞きながらスネアの音でリズムをとる

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まずは演奏しながらカウントする前に、音楽を聞きながらカウントが出来るか?を試してみましょう。

それが出来ればカウントに関しての大体の事はクリアできるでしょう。

いきなり「ワン、ツー、スリー、フォー」とカウントするのも良いですが、まずはスネアドラムに合わせて手拍子することからトライしてみましょう。

ドラムがあまり複雑なパターンをやっていない(一定の周期でスネアが鳴っているように聞こえる)場合、大概スネアはカウントで言うところの2と4のタイミングで鳴っています。

そのタイミングで手拍子が叩ければOKです。

 

スネアの間に足踏みを入れる

スネアの2と4の場所で手拍子ができるようになったら、次に手拍子をしている2と4の丁度中間の足踏みにトライしてみましょう。

難しく感じるかもしれませんが、1の場所にはよくバスドラムが鳴っている場合がありますので、それをガイドに足踏みするのもおすすめです。

そうすると、順番としては。

足・手拍子・足・手拍子
ドン・パン・ドン・パン

となります。

これが均等なタイミングで鳴っていれば問題ありません。

この均等なタイミングで、今度は実際に声に出してカウントをとってみましょう。

足・手拍子・足・手拍子
ドン・パン・ドン・パン
ワン・ツー・スリー・フォー

このように、1.2.3.4が言えるようになれば、曲とズレることなくカウントできるようになります。

 

カウントの練習に手拍子はとても重要です

「手拍子なんて誰でもできるでしょ?」と、たかが手拍子と決して甘く見てはいけません。

手拍子は結構な確率で誰もができる音楽の楽しみ方や聞き方の一つです。

音楽の演奏経験がない人でも叩けてしまいますし、手拍子は人間が本能的に出来る機能の一つと言っても過言ではありません。

その本能でできる事をあえて演奏するのが、ドラムのスネアの役割です。

つまりスネアドラムを叩くタイミングが気持ちよく聞こえてこなければ、気持ちよく聴いてもらえない演奏となってしまいます。

聴いてくれる人の本能に即したタイミングで演奏ができるようになると一人前と言えるでしょう。

 

ドラマーがカウントを見失いがちなポイント

先ほど紹介したやり方で、曲の最後までカウント出来ればそれに越したことはないですが、それだけではなかなか難しいところもあります。

以下にドラマーが曲を聞きながら、カウントを見失いがちなポイントを2つ紹介していきますので、意識しながら練習してみてください。

 

フィルイン

フィルインとは曲のメロディーや場面の変わり目に出てくるフレーズです。

これは一定の周期で演奏される訳ではなく、また同じフレーズ出てくるとも限らない不規則なものです。

更に、カッコいいフィルインは意外と複雑なものも多く、それらに出くわした時に思わずカウントが止まってしまう事もしばしば…。

とくに初心者の場合は、ここでカウントを見失いがちです。

 

シンコペーション

カウントで言うところの1.2.3.4のどこかの間(いわゆる裏拍)にドーンと強調するような1発が入ることを、シンコペーションと言います。

日本では「そこ食ってね」などと言われる箇所です。

このシンコペーションが入ると、予想とは違うタイミングで強調される音が入るので、思わず「ウッ」となってカウントを見失ってしまう事があります。

 

フィルインやシンコペーションを曲を聞きながらカウントできるようするには、実際登場するフレーズをカウントしながら練習して、演奏できるようにする事が一番近道です。

その練習方法については次回のブログで紹介しようと思います。

 

カウントがうまく出来ないという方は是非アッシュドラムスタジオへ

今回紹介した方法でカウントがうまくいかなかったり、また曲中のドラムが複雑だったり変則的でどこでカウントを取れば良いか分からないという方は、ぜひアッシュドラムスタジオへご相談ください。

一緒に曲を聞きながら、必要な場合は譜面に書いてみて目で確認してみたりしながらカウントのポイントをお伝えします。

 

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

 アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
  • 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
  • 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
  • カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
  • キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
  • アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ

45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。

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現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。

 

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