キックペダルを持っている人でも、各部位の名称まで覚えている人は少ないのではないでしょうか。
私の周りにも、キックペダルの扱いはできるのに名称まで覚えている人というのは少ない印象です。
そこで今回は、キックペダルの各部位の名称を一つひとつ解説していきます。
知らなくても扱えますが、知っていたほうが役に立つので、ぜひ覚えてみてください!
ビーター
バスドラムに当たる部分を、ビーターといいます。
ビーターには、以下のような様々な種類があります。
・フェルト
・ウッド
・樹脂
・円柱
・立方体
ちなみに、ビーターだけの交換もできるので、自分のオリジナルにカスタマイズすることも可能です。
カム
ビーターがクルっと回って打面が垂直になるようにするパーツです。
カムは主に2種類に分けられます。
・真円カム
・偏芯カム
カムを変更することもありますが、初心者ではあまり触れない部分です。
ストラップ
ビーターとフットボードをつなぐ部分です。
ストラップによって踏み心地が大きく変わります。
主な種類は以下の3つ。
・チェーン
・ベルト
・ダイレクト
これらは好みも大きく影響するので、色んなストラップのものを試打してみてください。
スプリング
踏み心地の加減やビーターの戻りを調節する部分です。
初心者でも触れますが、むやみやたらに触ると違和感のある踏み心地になるので注意してください。
フットボード
キックペダルの実際に足で踏む部分です。
メーカーによって滑り止めの位置や形状が若干異なります。
フープクランプ
バスドラムにひっかける部分です。
実際にバスドラムに取り付けるときには、フープクランプをしっかり噛ませて固定します。
ペダルのセッティングについては、以下の記事も参考にしてください。
アンダープレート
フットボードの下にある、土台のようなものです。
アンダープレートがあることで、フットボードの横ブレを防ぎ、安定性を高めます。
ただし、モデルによってはアンダープレートがないものもあります。
ヒンジ
フットボードとヒール部分を接続する蝶番の役割です。
破損しやすい部分であるため、スタジオなどに備え付けられているペダルで不具合を感じた場合は確認してみましょう。
キックペダルを極めてみましょう
冒頭で解説したように、キックペダルの各部位の名称を覚えている人は少ない傾向です。
しかし、覚えておいて役に立たないことはないので、ぜひ本記事を参考にして一つひとつ覚えてみてください。
さらに、キックペダルを自由に操りたい!と考えるなら、アッシュドラムスタジオへお越しください。
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講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
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