遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年もアッシュドラムスタジオをよろしくお願いします。
ということで、今回もドラムに関して綴っていきます。
今回は、ドラムの曲の覚え方です。
初心者の方は「ドラムってどう覚えたらいいの?」「楽譜が読めない」という方も多いのではないでしょうか。
もちろん楽譜が読めるにこしたことはありませんが、初心者は1つずつゆっくり覚えていくのがポイントです。
まずは分解、そして次に細かい音を聞く
まずは、Aメロ・Bメロ・サビを分解して聞いてみてください。
よくあるのがAメロは4ビート、Bメロは8ビート、サビで4ビートに戻る流れです。
このように、まずは分割してそれぞれのパートを覚えていきましょう。
・ハイハットはどんな風に刻んでいるか?
・バスドラムはどんな風にリズムになっているか?
・クラッシュのタイミングは?
など、ドラムセットを分解して聞いていきましょう。
ドラムセットの名称に関してはコチラで解説しています。
このときに、メモっておくと良いかもしれませんね。
メモはあくまで楽譜ではなく、自分のわかりやすい書き方で良いです。
たとえば、バスドラとスネアで「ドッタンドドタン」のように、まずは擬音で書いてみましょう。
難所の「フィルイン(オカズ)」はゆっくりな曲から
そして一番難しいのが「フィルイン(オカズ)」です。
フィルインに関しては、とにかく何度も聞き返してください。
スネアから始まって、スネアを何回叩いたか?タムを何回叩いたか?など、何度も聞いてみましょう。
メモっておく場合は「タカタカドゴドゴシャーン!(スネア・タム・クラッシュ)」のような擬音で良いです。
テンポの速い曲だと聞き取りづらいので、まずはゆっくりな曲で挑戦してみてください。
最後に大事なのは、曲自体を覚えること!
それぞれ好きなドラマーがいると思いますが、ドラマーを見ると、ドラムを叩きながら歌を口ずさんでいる人って多いと思いませんか?
これは曲がしっかり頭に入っているからできることですよね。
プロのドラマーは、楽譜さえあれば即興で叩くこともできますが、楽譜が読めない耳コピのうちは、曲をしっかり覚えましょう。
極論ですが、曲さえしっかり覚えていれば、基本のリズムだけでどうにかなります。
ドラムで一番やってはいけないのが、途中で止まってしまうことなので、曲の構成さえ頭に入れておけば、なんなくでも最後まで叩けるでしょう。
このような練習を繰り返していけば、自然とドラムを覚えられるようになります。
ステップとしては、以下のようなステップが良いですね。
1.曲自体を覚える
2.イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ・Cメロなどに分けてドラムを覚える
3.フィルインなしで一曲通して練習
4.フィルインを聞き込む
5.フィルインを入れて一曲通す
どうしてもドラムを覚えるのが苦手な方は、この方法を試してみてください!
「ドラムが覚えられない」「楽譜が読めない」そんな方も大歓迎
ドラム初心者のうちは、一個一個丁寧に音を拾って曲を覚えましょう。
初心者でよくあるのが、一気にドラム全体を聞いてしまうパターンです。
一気にドラム全体を聞こうとすると、最初のうちは覚えられません。
焦らずゆっくり覚えていくことがポイントです。
ただ、どうしても曲が覚えられないという方もいるかもしれません。
そんな方は、是非一度ご相談ください。
アッシュドラムスタジオでは、「とにかくまず曲をやってみたい」という方も大歓迎です!
基礎コースはもちろん、自分がやりたい曲やジャンルのレッスンを受けたい方のために「カスタムドラムレッスンコース」も用意しています。
「とにかくこの曲を叩けるようになりたい!」という希望があれば、お気軽に相談してくださいね!
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
また、経験者の方は、これまで悩んできた点や今後希望するレッスンについてのお話を聞かせて頂き、実際に演奏してみて、改善方法や今後の為の練習方法等いくつかご提案させて頂きます。
初心者も上級者も、まずはお気軽に無料レッスンに来てみてくださいね!