ドラムを始めて、ある程度叩けるようになったら、今度はなにか知ってる曲を叩きたくなりますよね。
ずっと基本ばかりでは飽きてしまうでしょう。
しかし、いざ曲をやってみようと思うと、どんな曲を選んで良いの迷ってしまいますよね。
そこで今回は、どんなポイントで練習曲を選ぶべきか解説!
曲を叩けるようになって、一気にレベルをあげましょう!
ドラム初心者が練習曲を選ぶポイント
ドラム初心者が練習曲を選ぶポイントはポイントは4つです。
- ・よく知ってる曲
- ・ミドルテンポの曲
- ・バンドの曲
- ・テンポが一定の曲
■よく知ってる曲
「ドラム初心者におすすめの練習曲」と検索すれば、いくつかの曲が紹介されていますが、そもそも「その曲を知らない……」という方もいるのではないでしょうか?
ザ・ベンチャーズだったりTHE BEATLESだったり紹介されても、若い世代だと分からない方もいますよね。
知らない曲だと、まず曲自体を覚えなければいけませんし、好きなジャンルでなければ気持ちが乗らないこともあるでしょう。
自分の好きな、よく知ってる曲を選んだ方が気持ちよく練習できます。
■ミドルテンポの曲
次にミドルテンポの曲。
激しく速い曲は、ドラム初心者では難しいです。
バスドラのダブルキックを覚えなければいけないので、初心者だとまずダブルキックでつまづいてしまうでしょう。
反対にバラードでは…というと、バラードは実はかなり難しいんです。
バラードで一定のテンポをとりつづけるのって、中級者でもできない人がいる程。
一見ゆっくりで簡単そうに思えますが、あなどれません…。
■バンドの曲
近年では、DTMでドラムを打ち込んでいる人も多いです。
ただ、打ち込み系の曲って、ドラムがかなり難しくされている場合が多く…正直、本物のドラムじゃ絶対叩けないようなものもあります。
「千手観音が叩いてるのか!?」と思うレベルでアレンジされているものもあるほどです…笑
バンドの曲なら、必ず人が叩いているので、上記のようなことは起こりません。
上級者になれば、打ち込みで作られている曲を自分なりにアレンジして叩くこともできますが、初心者の場合はまずは完全コピからになるので、バンドの曲を選んだ方が無難です。
■テンポが一定の曲
最後にテンポが一定の曲であること。
「え?テンポが一定なんて当たり前でしょ?」と思うかもしれませんね。
CDとしてリリースされているものは、基本的にテンポは一定です。
しかし、例外としてテンポが一定ではないCDもあります。
たとえば、凄くアンダーグラウンドなバンドの曲などです。
激しい系のロックバンド(ハードロック・ハードコア・パンクなど)の場合、CDをリリースしているレベルでも、メトロノームに合わせて録った音源ではない場合があります(激しい系のバンドは、きっちりしている音楽よりも「勢い」や「熱」を重視しているのだと思います)。
音楽の趣味趣向は人それぞれなので、そういうバンドっぽいドラムを叩くことは問題ありません。
しかし、「初心者が練習するための曲」としては外した方が良いです。
ドラム初心者は”練習”になる好きな曲を選んで気持ちよく叩きましょう
ドラム初心者が練習曲を選ぶ際には、大前提に”練習”になる曲を選びましょう。
しかし、一番大事なのは気持ちよく叩くことなので、自分の好きな曲で練習してくださいね!
アッシュドラムスタジオでは、「とにかくまず曲をやってみたい」という方も大歓迎です!
基礎コースはもちろん、自分がやりたい曲やジャンルのレッスンを受けたい方のために「カスタムドラムレッスンコース」も用意しています。
自分に合った曲がわからない方は、相談して頂ければ参考になる曲を提案するので、お気軽に相談してくださいね!
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
また、経験者の方は、これまで悩んできた点や今後希望するレッスンについてのお話を聞かせて頂き、実際に演奏してみて、改善方法や今後の為の練習方法等いくつかご提案させて頂きます。
初心者も上級者も、まずはお気軽に無料レッスンに来てみてくださいね!