ドラムをやっていると「あの人はドラムのセンスがある」なんて言葉を耳にします。
また、ドラム教室に通っていて「君はドラムのセンスがある!」なんて言われた経験はないでしょうか?
中には「自分はドラムのセンスがないのかも……」と落ち込んでしまう方もいるかもしれません。
そこで、今回はドラムのセンスについて解説します。
・ドラムのセンスって何?
・センスがなければドラムに向いていないの?
・センスは練習でどうにもならないの?
など、悩んでいる方は参考にしてください。
結論からいえば、ドラムセンスは練習で磨けます!
「センスがない」なんて落ち込む必要はありませんよ!
センスのあるドラムとは?
センスのあるドラムというのは、実際のところ、ドラマーによって変わります。
多くの場合、以下のようなことを「センスが良い」と言うでしょう。
・ドラムの上達が早い
・どんな曲にも合わせられる
・引き出しの多さ
・リズム感
個人的には、”リズム感のある人”はセンスが良いと思います。
元々リズム感がある人は、少しテクニックを磨けば、どんな曲にも適応できますし、上達も早いです。
どれだけ引き出しが多く、どんな曲を叩けても、リズム感のないドラムは、他パートが合わせにくくなります。
反対に、引き出しが少なくシンプルなドラムでも、リズム感さえあれば、他パートとも合わせやすいです。
センス(リズム感)がないからドラムに向いていないか?
ここからは「センス=リズム感」という前提で話を進めていきますね!(正直どんなドラムが「センスが良い」かはその人次第です…笑)
では、センス(リズム感)がないからドラムに向いていないか?といえば、全くそんなことはありません。
リズム感はいくらでも磨けます。
かなり地味な練習なので飽きてしまう人もいますが、メトロノームを使ってドラムを練習すれば、リズム感を養うことは可能です。
中には、リズム感を養うために、常にメトロノームの音だけ聞いてるような人もいます。
メトロノームを使ったリズム練習に関しては長くなってしまうので、また別の機会に……。
つまり何を言いたいかというと、“センスは磨ける”ということです。
「自分はドラムのセンスがない……」なんて落ち込まないでください。
センスがなければ磨けば良いだけです!
どれだけセンスがあっても、努力がなければ上達はしません。
そもそも”センス”ってなんだろう?
そもそもドラムに限らず、”センス”ってなんでしょうか?
結局どんなものにどんなセンスを感じるかって、人それぞれでとても曖昧なものです。
一緒にライブを見ていて「あのドラマーセンス良いよね!」と言われて、内心「え?そうかなぁ?」と思うこともあります。
反対に「あのドラマーは良くない」と言われて「センスあるけどなぁ~」と思うこともあります。
それだけ”センス”って曖昧なものなので、そこまで気にする必要はありません。
もし過去に「センスがない」と言われて落ち込んでいるなら、気にしないでください。
あくまで”その人の価値観の中でのセンス”ですからね!
曖昧な基準で、ドラムを辞めることはありませんよ!
ドラムセンスに悩んでいるならとにかく練習!
「ドラムのセンスがないかも……」と悩んでいるなら、とにかく練習あるのみです。
「努力に勝る天才なし」と言われるように、「努力に勝るセンスなし」だと思います。
諦めずに練習すれば、センスなんて気になりません。
アッシュドラムスタジオは、そんな風に悩んでいる方も大歓迎です。
1からドラムをやる人、過去にドラムをやってた人、センスがないと悩んでいる人、どんな方でも上達させます!
「こんなドラムを叩きたい!」という方は、気軽に相談してくださいね!
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
また、経験者の方は、これまで悩んできた点や今後希望するレッスンについてのお話を聞かせて頂き、実際に演奏してみて、改善方法や今後の為の練習方法等いくつかご提案させて頂きます。
初心者も上級者も、まずはお気軽に無料レッスンに来てみてくださいね!