ドラムブログ

初心者・初級者ドラマーがバンドで演奏する時の注意点



2025.12.15

ドラムブログ

DSC00039

ドラムを始めた初心者や初級者のドラマーが、初めて他の楽器の方達と演奏する時に注意したいことについて解説します。

ドラム教室に通っているだけではなかなか気づかず、他の人やバンドと合わせる事になって初めて分かることも多くあります。

今回は、特に注意しておきたい点に絞って紹介していきますので、参考にしてください。

持ち物


最低でも演奏にこれは持っていきましょうという物を挙げてみました。

他のものは大体リハーサルスタジオやライブハウスに常設されていますが、必要であれば以下のものに付け足して持っていきましょう。

 

・スティック
スティックは最低でも2ペア用意しましょう。2ペア必要な理由は演奏中にスティックを落とした際の予備です。

 


・チューニングキー
ドラマーはいつも自分の楽器では演奏できません。大体がその場に置いてあるドラムセットを使用します。またそのセットは自分の叩きやすい位置・高さ・角度にはなっていない事がほとんどです。それらを調整するのに必要なのがチューニングキーです。 その場に準備されていない事もあるので1つ持っておきましょう。

 

・メトロノーム
曲のテンポを他の演奏者に伝えるのは主にドラマーの仕事です。演奏する曲のテンポを前もって把握し、それを正確に伝える為にもメトロノームは必需品となります。最近ではスマホ用のアプリでフリーで手に入る物もありますので、それを利用しても良いでしょう。

 

セッティング

ドラム-1

ドラム教室の場合は大体講師が叩きやすいようにセッティングしてくれている事が多いですが、いざリハーサルスタジオやライブハウスに行った時には自分でセッティングをしなくていけません。

自分の叩きやすいセッティングにしないと、うまくバスドラムが踏めなかったり、スティックが変な所に当たってしまったり、いつもは出来るのに何故か出来ないという事が起こってしまいます。

侮るなかれで自分に叩きやすいようにセッティングしてみましょう。

セッティングの順番を以下に書いてみましたので、参考にしてみてください。

1.イス(ドラムスローン)の高さを決める まずは自分の叩きやすい高さにイスをセッティングしてみましょう。この高さが決まるとスネアやシンバル類のセッティングが決まりやすくなります。

2.スネアの高さと角度を決める

3.ハイハットの高さを決める

4.タムタム・フロアタムの高さと角度を決める

5.クラッシュシンバル・ライドシンバルの位置・高さ・角度を決める

 

分からなくなったら「下にある物からから順番に上へ」セッティングすると覚えておきましょう。

また、ドラムのセッティングについては過去の記事も参考になります。

ドラムセッティングの基本【ハイハット・タムタム・フロアタム】

ドラムセッティングの基本【イス・ペダル・スネア】

演奏を始める時にはカウントを出す

曲のテンポに合わせて「ワン・ツー・スリー・フォー」とその場にいる全員に聞こえる声でカウント出してあげましょう。

普段既存の曲を聴きながら練習している場合には曲が勝手に始まるので、それに合わせて練習すれば良いです。

しかし、他の演奏者と一緒にやる場合には曲をスタートさせるのにドラマーがカウントを出します。

またテンポは持ってきているメトロノームを見ながら合わせます。

この時メトロノームが無いと実際のテンポより速く、もしくは遅く曲がスタートしてしまい、他の演奏者が「あれ?」と感じてしまいますので、とても重要です。

またテンポの出し方でバンドメンバーの気合いの入り方が変わりますので、カウントの出し方から曲に入るまでの練習もしておきましょう。

カウントの出し方は、以下の動画が参考になります。

 

 


演奏が始まったらまずはベースを良く聞きましょう

楽器の経験者の方は「ベースとドラムが合っていると演奏しやすい」と言います。

 ベースとドラムはバンドではよく「屋台骨」や「基礎工事の部分」に例えられ、この2つの楽器が合うことでしっかりとしたアンサンブルが出来あがります。

ドラマーは、ベースの人が何を演奏しているのかな?というのを良く聞きながら、それに対してまずはバスドラムを合わせるように心がけましょう。

合わせ方が分からなければ、元の曲を良く聞いてベースとバスドラムがどうやって演奏されているかを聞いてみましょう。

低音なので最初はなかなか分かりづらいかも知れませんが、注意深く聞いているうちに段々と聞こえてくるようになります。

ベースとバスドラムが合ってくるだけで、他のバンドメンバーの演奏のしやすさが格段に変わりますので、意識して練習してみましょう。

ドラマーは他の楽器と合わせるのが上達への近道

アッシュドラムスタジオでは、オンラインドラムレッスンを開始しました。

演奏の際の最低限の注意事項を挙げてみました。

聞いた話と実際に自分が経験するのではだいぶ違い、実際に身をもって経験するのが上達への近道です。

いざやってみてこんな所がうまくいかなかったや、これはどうするんだろうという疑問が新たに生まれたら、それは成長のチャンスだと思いましょう

アッシュドラムスタジオは親身に相談に乗らせていただきますので、是非ご利用いただければと思います。

 

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

講師:植草 徳(うえくさ あつし)

高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。

 

 アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。

  • 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
  • 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
  • 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
  • カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
  • キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
  • アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ

45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。

※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※

現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。

 

現役プロドラマーの完全個人ドラムレッスン教室

ドラム無料体験レッスンのお申込・お問い合わせドラム無料体験レッスンのお申込・お問い合わせ

<東京・千葉・埼玉・茨城>
レッスン代・テキスト代・スタジオ代は一切かかりません。
無理な勧誘など一切ございませんのでご安心ください。

designed by 株式会社ミィ[5秒で人を惹きつけて成約率を上げるホームページ制作(ショッピングサイト制作・運営・集客)]

PAGE TOP