ドラムをこれから始める方や、ドラムをすでに始めている方で最初に「ドラムって買った方がいいのかな?」と疑問に思う方も多いと思います。
他の楽器なら、間違いなく購入したほうが良いです。
練習するのに必要だったり、リハーサルスタジオやレッスンに行ってもレンタル楽器がなかったり、また自分の楽器を持ってるとモチベーションが上がったりと理由は様々です。
しかし、ドラムは楽器の特性上、購入の際には色々クリアしなければならないポイントがあります。
どうしても購入したいという方は以下を読んでから検討してみても遅くはありません。
購入して後悔してしまう前に、自分にどのくらい当てはまるか是非チェックしてみましょう。
ドラムセットを使用する頻度を考える
「ドラムセットを買いたい!」という勢いだけで買ってしまうと後悔する可能性があります。
まず考えてほしいのが、自分がドラムをセットを使う機会がどのくらいあるのか?です。
毎日練習される方は購入されても問題ないと思いますが、週に1度、1〜2時間という方はバンド用のリハーサルスタジオを使う方がお得かもしれません。
購入の前にまず自分の練習ペースがどのくらいか?を把握してから検討してみましょう。
さもないとドラムセットがそのうち書類の物置や衣類のハンガーと化してしまうかもしれません。
自宅に置くスペースが無い
ドラムセットを置くには最低でも 「2畳ぐらいのスペース」 が必要です。
自宅にスペースが確保できない場合には購入は現実的でないかもしれません。
毎回練習の度に部屋を片付けてスペースを作ってセッティングというのも、相当モチベーションが高くないと難しいです。
自宅・近隣住宅の環境について
ドラムは大音量の楽器ですので、通常の住宅で音を出した場合、確実に家の外に音が漏れていきます。
ご近所が100メートル以内にある場合には騒音トラブルに発展するのは間違いありません。集合住宅の場合も諦めた方が良いでしょう。
仮にご自宅に防音設備・高レベルの防音室がある場合には購入を検討しても良いかもしれません。
しかし、防音設備がない場合は避けてください。
ドラムの音量は工事現場や飛行機のエンジン音並みです。
しっかり対策できないのであれば購入は控えましょう。
ドラムセットなしでも練習はできます!
ご自宅で練習用にと考えてる方は何も本物のドラムセットでなくても大丈夫です。
練習用パッドや電子ドラムを購入したり、道具がなくても練習しようと思えば知恵と工夫でいくらでも練習できます。
ただ購入・購買意欲に負けて「買ってしまえ!」で手に入れると、後悔することが多い楽器です。
是非購入前には冷静に検討されることをおすすめします。
パッドや電子ドラムでの練習方法についても解説していますので、ぜひそちらも確認してみてください!
>自宅でのドラム練習なら電子ドラム|ドラム講師が解説する電子ドラムの選び方
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
- カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
- アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。