よくドラムを始めて間もない初心者や初級者の方の質問で、
「私はドラムに向いていますか?」
「自分はドラムの才能があるでしょうか?」
というのを耳にします。
ドラムの「向き不向き」や「才能」とは少し違うかもしれませんが、ドラムや楽器が上手くなる人の特徴としては共通する点がいくつくかあるのも事実。
今回はドラムが上手くなる人の特徴について触れてみようと思います。
ドラムを練習する習慣がある
簡単に言ってしまうと、これ以外には何一ついらないかもしれません。
練習する習慣がない人には何の特徴を持ってしても上達はありません!!
ですので、まずはドラムを叩く事や練習を習慣化できるように心がけましょう。
目標は「1日5秒」
ドラムの事を考えて手や足を動かすところから始めてみましょう。
何を練習したら良いか分からないという方は、「自分の好きな曲に合わせてドラムを見よう見真似でも良いのでやってみる」という所から始めてみましょう。
ちなみに、おすすめの耳コピ曲も参考にしてください!
また楽器がないから練習できないという初心者・初級者の方に多くいらっしゃいますが、ドラムの良いところは何かしら叩けば何となく似たようなことができるという点です。
「なんでも良いからやってみる」という方は物怖じせず常に何かしらにトライする意気込みがある方ですので、やはりそういう方は上達も早くなる傾向にあります。
何かしら練習できない理由を見つける前に、「何でも良いからやってみよう」→「練習しよう」に繋がると上達の加速につながります。
兎に角練習している人には自ずと結果がついてきます。
素直にやってみる姿勢
最近ではドラムの上達のツールや手段として、ドラムレッスンを始め、YouTubeやオンラインコンテンツ、ドラムの練習の為のアプリなども発達しています。
どんな手段やツールを使っても構いませんが、 「これ知ってる」「どこかで見たから大丈夫」 という何となくハスに構えた姿勢の方は上達が遅い傾向が見受けられます。
常に心をフラット&オープンにして、今向き合っているレッスンやコンテンツに「知っている」や「見たことがある」ではなく、出来るまで根気よく取り組んでみる事が大事です。
今取り組んでいる事が自分の為になるんだろうか?どこで役に立つんだろう? という疑問を持つ事もあると思います。
疑問を持つのはとても大事ですが、初心者・初級者の方の上達するための練習方法や内容には、必ず近い将来に立ちはだかる壁を越えるためのヒントがいくつもあります。
まずはそれらが出来ることになる事や、それが出来た事を素直に喜びながら根気よく基礎力を高めていくことが大事になります。
素直に何でもやってみる姿勢を常を持ち続けられると、上達も早くなっていくと思われます。
ドラムが上手くなる人の傾向3つ
ここから記述されている内容はドラムの上達に絶対必要というわけではなく、上達しやすい要素の一つとなります。
これらが全く無くても練習する習慣が身についていれば、上達するのは容易です。
逆に練習しなければ後述の要素を持っていたとしても、無意味になってしまいます。
ですのでここからの内容は上達に役立つ豆知識として捉えてもらえれば幸いです。
■言語の習得能力が高い
母国語以外の言語に精通しているバイリンガルやそれ以上の方は、比較的ドラムの上達が早い傾向があるようです。
考えられる理由としては、様々な言語が持つ独自のリズム、イントネーション、アクセントなどを自分が再現するのに、それらを音楽的に捉えられ、また真似をする能力が高いからだと思われます。
ドラムの練習方法の1つに、パターンやフィルインを口で歌って実際の叩き方の習得を早くする方法がありますが、言語習得能力が高い人はこの練習が向いていて、ドラムの音の出方のイメージが早くできる方が多いようです。
■論理的思考ができる
出来ない所を練習する際に出来るまでがむしゃらにやるのも一つの練習方法ですが、 「なぜ出来ないか?」「どうやったら出来るようになるか?」という原因、過程、結果を自分なりに考えられる論理的思考ができる方はドラムの上達が早い傾向にあります。
こういった思考や発想がある方は、発展していけば、自分なりの練習方法が確立できたり、もしライブ本番が控えていたとしても、期日までにどうやって練習して完成させていけば良いかの道筋も立てられるタイプの方です。
また地味で遠回りだと感じられるような練習などでも、自分の将来に必要と論理的に考えられればて地道に取り組めるタイプの方だと思われます。
■身体能力や運動神経が優れている
ドラムは楽器の中でも特に演奏においてはスポーツ要素の高い楽器になります。
手足を速く動かすための筋力だったり、他のバンドメンバーの演奏に反応する為の反射神経、またライブ1本を演奏し切るのに持久力や集中力が必要となってきます。
全国レベルの吹奏楽部では普通にウォーミングアップで運動部並みの走り込みをしている所もありますし、足の速い人から入部させる所もあるようです。
そういう面でも身体能力や運動神経が優れている方がドラムの上達に向いているとと思われます。
一番大事なのは、根気!やり続けることが一番大切!
ここまでドラムが上達しやすい人の特徴について取り上げてみましたが、何を持ってしても 練習できるか?が一番のキーポイントとなります。
自分なりに頑張って練習してみて、どうしても行き詰まってしまったり解決方法が見つからないというときはアッシュドラムスタジオにお声がけいただければと思います。
逆に自分なりにも練習している方の方が、「ドラムやりたいのでレッスン受けようと思います」といきなりレッスンに来られる方より、受け皿(学ぶ姿勢)の準備が出来ていたり、前知識があるので技術や新しい知識の吸収が早い場合も多いです。
そういった方の手助けになれればと思いますので、必要なタイミングで是非ご相談ください!!
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
- カスタムドラムレッスン……ライブの練習や覚えたい曲がある方におすすめ
- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
- アドバンスドラムレッスン……プロ志向の方におすすめ
45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
※無料体験後5日以内の入会でドラムスティックプレゼントキャンペーン実施中!※
現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。