ドラム初心者・初級者にとっては手で演奏するのも難しいのに足を使って演奏するバスドラムはハードルの高い課題の1つ。
そして最初はバスドラムの音量が小さいという問題に、多くの方が直面します。
なぜ音量が出ないか?の理由はいくつかありますが、そのうちの代表的なものをいくつか挙げてみました。
またそれぞれの解決方法も紹介しています。
手の動きばかり気にして、足の動きまで意識出来ない
ドラム初心者・初級者の方で最も多いのは、足の動きまで意識できていないことです。
動かしやすい手は意識出来ますが、足までは意識できずに動きが小さくなりがちです。
そうすると、音量が小さくなるという現象が起きてしまいます。
まずは意識を変えるために、リズムパターンやフィルインを歌ってみましょう。
その際にはバスドラムの音を一番大きく歌います。
しばらく続けるとそれだけでもだいぶバスドラムの音や足の意識が変わって音量も上がってくるはずです。
足が上がらない
バスドラムを演奏するのに足が上がっていない初心者・初級者の方を多く見かけます。
上げているつもりでも意外と上がらない足。
理由は、座った状態で腿を上げる動作は生活の中ではほとんど無く、経験したことがないので正解の状態がわからないからです。
しかし、物理的に足の高さが上がらないとバスドラムの音量は稼げません。
足を上げる高さの目安は、ペダルのフットボードに靴や爪先の先端だけ触っていて、他の足の裏部分は浮いている状態です。(この時の足裏の角度は地面に対して45度ぐらいが目安です。)
最初は慣れるまでかなり足の付け根が痛くなりますが、慣れてしまうと今後バスドラムを演奏するのにとても足が動かしやすくなりますので、早い段階で始めるのがオススメです。
音量を出そうとして力を入れすぎてしまう
力の入れすぎは腕でも足でも御法度です。
また、足の場合は力を入れすぎて腿の付け根から爪先までが一体化してしまうと、ペダルのバネの動きと足の動きが合わず、かえって音が出づらくなってしまい音量が小さくなるケースがあります。
足首から先はなるべくリラックスした状態をキープしつつ、足を上げる時には腿だけに力を一瞬入れて、下ろす時には重力に任せて自然に下ろすように心がけてみましょう。
ペダルのバネの動きとも相性が良くなって音量が出るようになります。
バスドラムのテクニックについてはアッシュドラムスタジオへ
バスドラムの演奏は最初はうまくいきません。
練習時間も多くなりがちですが、疲れるのも早い為、なかなか上達を感じられないでしょう。
もし効率の良い練習方法を身につけたい方はアッシュドラムスタジオにご相談ください。
初心者〜経験者の方までお悩みや足の様子を伺ってアドバイスさせて頂きます。
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
- 平日限定ドラムレッスン……学生さんから主婦・主夫の方におすすめ
- 短期集中ドラムレッスン……目的がハッキリしている方におすすめ
- 基礎ドラムレッスン……初心者~経験者
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- キッズドラムレッスン……小学3〜4年生以上向けのレッスン
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45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
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現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。