ドラム初心者・初級者で最近バンドを始めた生徒さんから
「他のメンバーからドラムの音が痛いって言われます。どうしたらいいでしょうか?」
と教室にいらした際にご相談を受けることが何度かありました。
しかし、そもそも「ドラムの音が痛い」ってどういうことでしょうか?
その解決策を解説します。
ドラムの音が痛く聞こえる理由は2つ
ドラムの音が痛いとは、言い換えると次の2つになります。
- ・耳障りな音が出ている(音質的なもの)
- ・必要以上に音量出ててしまっている(音量的なもの)
打楽器全般ですが、力一杯叩いたり力んだ状態で叩いたりすると、周囲の人達には「痛い音」として捉えられてしまう傾向にあります。
とくにクラッシュシンバル等の、シンバル類には注意してください。
シンバル類を思いっきり叩くと、高音の成分が強くなります。
高音は派手さを演出する上で必要な音の成分ですが、力んだ状態で叩くと高音が出過ぎて単純に耳に痛い音に早変わりしてしまいます。
ドラムの音が痛くなる場合の対処法
ドラムの音が痛く聞こえる場合の対処法は、次の2つです。
- ・リラックスして力まずに叩く
- ・周りの音と音量を合わせる
まず、スティックを握っている指先や手首、また腕や肘の力をなるべく抜いて、リラックスした状態で叩くと耳障りな音が出づらいです。
また力任せに楽器を振り抜く感じで叩くのでは無く、「寸止め」気味に叩くのもオススメです。
そして腕を振る際は「バシバシ」と力を入れるのではなく、「ササッと」無駄なく素早さ重視で動かすイメージで演奏してみましょう。
必要以上にドラムの音が出ていると感じる場合は、すべての音が聞こえる位まで調整してみてください。
ドラムは楽器の中では一番音量が大きい楽器の部類に入ります。
バンドで演奏する時に、自分の好き勝手に思いっきり叩いてしまうと、他の楽器の音が聞こえなくなってしまいます。
他の楽器の音が聞こえなくなったら要注意!!
その時点で音量が必要以上に出てしまっています。
自分だけでなく他の楽器の人達も自分の演奏が聞こえない状態にさせています。
そうなってしまうと「音が痛い」「うるさい」と言われる原因となります。
バンド演奏する際は一緒にやっているすべての楽器が聞こえる状態で演奏するよう心がけましょう。
ドラムの音の出し方や音量のコントロールのお悩みはアッシュドラムスタジオへ
正直ドラムの音量のコントロールは、電子楽器と違って生身の人間がやらなければいけないのでとても難しいです。
試しに今回伝えた内容を実際の演奏の中でトライ&エラーで色々試してみるのがオススメです。実際の演奏以上の練習はありません。
ただ今回の内容はイメージ的な部分も多く、いまいちピンッとこないという方もいるかと思います。
もしうまくできない場合は、アッシュドラムスタジオにぜひご相談ください。
これらを実際の技術に落とし込んで指導します。
レッスンを通して音量の出し方やコントロールの仕方を指や腕の使い方・スティックの当て方を伝えるので、何も知らない状態からでも問題ありません。
講師:植草 徳(うえくさ あつし)
高校在学中よりドラムを始め、大学在学中より上々颱風(シャンシャンタイフーン)の渡野辺マント氏に師事しドラムを本格的に始める。
大学卒業後、ニューヨークにある音楽学校The Collective (Drummers Collective)に入学。
約1年に渡りNYを拠点に活躍する様々なドラマーに師事し、多岐にわたるドラミングスタイルを習得する。
アッシュドラムスタジオで用意しているコースは、以下の6つ。
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45分の無料体験レッスンも行っているので、まずはお気軽にドラム教室へお越しください。
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現在ではZoomを用いたオンラインレッスンも行っているので、遠方の方でも問題ありません。